CIM講演会2017(第2回東京)開催のお知らせ
公益社団法人 土木学会 土木情報学委員会
建設3次元情報利用研究小委員会
国土交通省が推進しているCIMは,平成24年度から試行業務、平成25年度から試行工事が行われ、導入の効果や課題を検証してきました。そして昨度末には、CIM導入ガイドラインが公開され、今後は具体的な要領をもとに、より広くCIMの活用が進んでいくものと考えられます。CIMは社会インフラの調査計画~維持管理にわたる全体最適化を図るものであり、膨大な社会インフラの老朽化や建設業の労働者不足などから、非常に重要といえます。
一方、平成28年度よりスタートしたi-Constructionは、昨年度導入されたICT土工に続き、今度はICT舗装、ICT浚渫工が導入されます。i-Constructionによって、施工段階で3次元モデルを活用する動きが急速に進んでおり,CIMで進めている全体最適化のサイクルを後押しするものと予想されます。
CIMやi-Constructionは、建設業における従来の仕事のやり方を変革するものであり、これらを成功させるためには、様々な立場の方々に広く、本質を理解して頂く必要があります。このため、土木学会では,平成25年度から全国でCIMに関する講演会を開催してきましたが、今年度もより一層の普及を目指し、CIM講演会を企画しました。
今年度の講演会では、全国10会場を回り、各地域における取組状況や先進的な事例を皆様と一緒に学んでまいりましたが、このたび、各会場で得た知見をもとに、CIM講演会2017の総括となる講演会を開催することとしました。
記
1.日時
2018年1月29日(月) 10:00~17:00
2.主催
公益社団法人 土木学会 土木情報学委員会 建設3次元情報利用研究小委員会
3.後援
国土交通省、一般財団法人日本建設情報総合センター、一般財団法人先端建設技術センター、公益財団法人日本建設情報技術センター、一般社団法人日本建設機械施工協会、一般社団法人建設コンサルタンツ協会、一般社団法人日本建設業連合会、一般社団法人全国建設業協会、一般社団法人オープンCADフォーマット評議会、一般社団法人Civilユーザ会
4.協賛
【ゴールドスポンサー】
【ブロンズスポンサー】
5.場所
中央大学 駿河台記念館
6.参加費
無料
7.定員
350名(先着順)
8.申込先
土木学会ホームページにて受付中。 【 行事コード:347051 略称:CIM講演会2017(東京2) 】
お申込み後、メール参加券をお送り致しますので、プリントアウトして当日ご持参下さい。持参頂かない場合、受付に時間がかかりますので、何卒ご協力お願いします。
9.CPD
土木学会 認定プログラム(予定)
地盤工学会、全国土木施工管理技士会連合会、農業農村工学会、建設コンサルタンツ協会で登録いただくための「CPD申請書・受講証明書」もご用意します。
10.プログラム
時間
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内容
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10:00-10:10
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午前の部 開会挨拶
公益社団法人土木学会 建設3次元情報利用研究小委員会 小委員長 石田 仁
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10:10-12:00
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テーマ:人材育成
福井コンピュータ株式会社
オートデスク株式会社
応用技術株式会社
株式会社エムティシー
株式会社フォーラムエイト
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12:00-13:00
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休憩(60分)
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13:00-14:00
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国土交通省の取り組み
国土交通省 大臣官房技術調査課
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14:00-15:00
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人材育成の状況
~建コン、熊本大学、JACIC、松江高専などの事例~
公益社団法人土木学会 建設3次元情報利用研究小委員会 藤澤 泰雄
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15:00-15:20
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休憩(20分)
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15:20-16:00
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人材ビジネスにおけるi-Construction/CIM人材育成への取り組み
パーソルテンプスタッフ CAD・Design事業部 教育チーム 松永 裕子
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16:00-16:55
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人材育成における取り組み(CIM塾)仮称
大阪大学 教授 矢吹 信喜
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16:55-17:00
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閉会挨拶
公益社団法人土木学会 建設3次元情報利用研究小委員会 小委員長 石田 仁
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11.注意
特に許可された場合以外、講演中の録音・録画は固くお断りいたします。
欠席された場合、配布資料はお渡し出来ません。郵送等の対応も致しませんのでご了承下さい。
当日参加も可能ですが、申し込みをされずに参加された場合には講演資料は配布できません。また、混み合った場合には席を確保できない場合がありますので、ご了承下さい。
【お問い合わせ】
事務局:(公社)土木学会事務局 研究事業課 小川 祐司
〒160-0004東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内