2017年度は,以下3回の委員会を開催した。
現地視察会では,熊本地震で生じた地表地震断層を対象にした益城町や南阿蘇村でのトレンチ調査地点のほか,主要な断層変位地形や断層露頭を視察した。また,委員会では,小委員会では,「破砕部性状等による断層の活動性評価手法の高度化に関する研究」の今年度成果について,広範な意見交換を行った。
○2016年度第2回断層活動性評価の高度化小委員会
1.日時:2017年4月6日~7日
2.場所:熊本地震震源域(益城町,西原村,南阿蘇村,熊本市)
3.内容:
①現地見学(益城町トレンチ調査,地震断層の露頭など)
②小委員会(ホテルメルパルク熊本)
※この委員会の後(2017/4/20~25),益城町寺迫のトレンチを一般公開しました。トレンチ地点のすぐそばで学んでいる益城中央小学校の皆さんも見学に来てくれました。
○2017年度第1回断層活動性評価の高度化小委員会
1.日時:2017年12月4日~5日
2.場所:熊本地震震源域(南阿蘇村,熊本市)
3.内容:
①現地見学(南阿蘇村トレンチ調査)
②小委員会(ホテルメルパルク熊本)→ 議事録
○2017年度第2回断層活動性評価の高度化小委員会
1.日時:2018年2月27日(火)14:00~17:00
2.場所:主婦会館プラザエフ 9F「スズラン」
3.議事:
(1)前回議事録の確認
(2)破砕部性状等による断層の活動性評価手法の高度化に関する研究
(3)2016年熊本地震時に出現した地表地震断層群の活動性調査
(a)地表地震断層群の現地調査結果
(b)益城町における反射法地震探査
(4)その他