本小委員会は,断層活動性評価に関わる課題の整理と手法の高度化を目的として,2015年11月に設置されました。
断層の活動性は,一般に,その直上のどの地層・地形面まで変位・変形が及んでいるかに基づいて評価されます(いわゆる上載地層法)。しかしながら,現実には判断基準となる適切な地層・地形面が分布していないために,上載地層法では活動性が評価できない場合もあります。本小委員会では,断層破砕部性状に基づく評価手法など,上載地層法以外にも適用可能な最新手法について検討し,その実用性向上を図ります。
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