2019年4月16日~4月18日に東京にて、土木学会がホスト学会となり、アジア土木学協会連合協議会(ACECC)主催の「第8回アジア土木技術国際会議」(8th CECAR)が開催されます。当会議は、アジア地域における持続可能な社会資本整備のあり方や今後の土木技術の研究開発の方向性などの諸問題に関する討論や情報交換を促進し、多国間が連携し解決策を見出す議論の場として、ACECC加盟団体に所属する産官学のエンジニアを中心に、3年に一度、開催される重要な会議です。前々回の6th CECAR(2013年,ジャカルタ)では650人、前回の7th CECAR(2016年,ホノルル)では400人の参加者がありました。今回は2001年の2nd CECAR以来の東京での開催となります。
ACECCでは、当会議において、土木技術の進歩とアジアの発展に顕著な貢献のあったプロジェクト、国際的な土木技術の進歩またはアジアの社会資本の発展に顕著な貢献のあった個人を対象に表彰を行っています(4th CECARより実施。過去の日本からの受賞者は別表の通り)。
つきましては、日本から推薦を行うにあたり、対象となるプロジェクトおよび個人の募集を行います。下記の募集要項をご参照のうえ、ご応募・ご推薦いただきますようお願いいたします。
1.主催:アジア土木学協会連合協議会(ACECC)
2.賞の名称及び受賞対象
1)名称:ACECC Civil Engineering Project Award(s) [プロジェクト賞]
対象:概ね過去3年の間に土木技術の進歩とアジアの発展に顕著な貢献のあったプロジェクト。(工事等の場合は2015年10月から2017年12月の間に供用が開始されたもの(開始予定を含む)。)
表彰:各国からの候補プロジェクトから全体で6件を表彰。
その中の1つを”Outstanding Project Award”として表彰。
2)名称:ACECC Civil Engineering Achievement Award(s) [功績賞]
対象:国際的な土木技術の進歩またはアジアの社会資本の発展に顕著な貢献のあった個人で、その業績が国内において認められている個人。
表彰:各国からの候補者から全体で4名を表彰。
3.応募方法
各賞について、ACECCで定められた申請書フォームに必要事項を記入し、下記提出先に期日までに提出してください。申請書のフォームは、コチラ(プロジェクト賞・功績賞)からダウンロードしてください。
4.申請書提出締切日
2017年12月27日(水)13:00必着
5.備考
申請書をもとに、土木学会からの候補をACECC担当委員会にて厳正に選出し(プロジェクト1件、個人1名)、ACECC事務局に報告します。その上で、ACECC加盟13カ国による投票にて最終的な受賞者が決定されます。
なお、受賞者あるいは受賞団体代表者は、8th CECARでの授賞式に出席していただく必要があります。授賞式出席に伴う費用は受賞者の負担になりますことをご了承いただきたく存じます。
ACECC賞の申請から選定、受賞までの大まかなスケジュールは以下の通りです。
・日本国内の応募申請:2017年9月20日~12月27日 ⇒ 応募を締め切りました。
・JSCEからACECCへのエントリー:2018年5月
・ACECC賞の決定:2018年9月
・授賞式(8th CECAR):2019年4月17日
6.申請書提出先・問合せ先
〒160-0004 新宿区四谷一丁目 外濠公園内
(公社)土木学会 ACECC担当委員会(担当:片山)
TEL:03-3355-3452/FAX:03-5379-0125/E-mail:katayama@jsce.or.jp
◆募集案内のPDFはコチラからダウンロードしてください。
(参考)日本の受賞者一覧 (土木学会誌2017年1月号の関連記事もご覧ください。)
会議名 | 賞の名称 | 受賞プロジェクト・受賞者 |
4th CECAR (2007) |
プロジェクト賞 功績賞 |
新潟県中越地震からの復旧事業(JR東日本、NEXCO東日本) |
5th CECAR (2010) |
プロジェクト賞 功績賞 |
バリビーチ海岸保全プロジェクト(日本工営) |
6th CECAR (2013) |
プロジェクト賞 功績賞 |
新東名高速道路の建設(NEXCO中日本) |
7th CECAR (2016) |
プロジェクト賞 功績賞 |
中央環状線 山手トンネルの建設(首都高速道路) |