公益信託土木学会学術交流基金は、土木学会創立75周年の記念事業の一環として寄せられた募金を出捐し、土木学会を委託者、三菱UFJ信託銀行を受託者として設立されたもので、土木学会の行う様々な国際交流を促進するための助成を行っております。
2016年度には、土木学会内の調査研究委員会や国際センター国際交流グループへの助成に加えて、会員への一般公募により実施するジョイントセミナー、国際シンポジウム等への助成制度を創設しました。
なお、この一般公募による助成枠は、基金改革の一環として、従来からの
① 二国間/多国間技術・学術交流支援事業で助成してきたジョイントセミナー(調査研究委員会が行うジョイントセミナー)、
② ACECC交流活動支援としてACECC-TCが行うジョイントセミナー、
③ 海外拠点形成・活性化事業で実施してきたジョイントセミナー、
の三つの枠組みに、
④ 一般公募枠
を加えて、四つの枠組みを統合して、それぞれの申請案件を横断的に審査して、有効な案件に助成を行う仕組みに変更するものです。参考までに、①、②、③に係る「二国間/多国間技術・学術交流支援事業実施要項」をご覧下さい。
令和5年度助成の応募については下記および「一般公募によるジョイントセミナー、国際シンポジウム等募集要項」をご覧下さい。コロナ渦におけるオンラインを活用した新たな企画のご応募も期待しております。会員の皆様からのご応募をお待ちしております。
≪令和5年度募集要項≫
助成対象 | 1.助成対象となる事業は、二国間/多国間技術・学術交流支援事業のうち、土木学会会員への公募により国内、国外で実施するジョイントセミナー、国際シンポジウム等(以下「一般公募JS/IS」という。)とします。 2.一般公募JS/ISは、その成果が土木工学の展開に貢献すると期待できるものとします。毎年行われるようなイベント的な企画は対象としません。 |
助成候補者の募集 | 1.一般公募JS/ISには、土木学会会員であればだれでも応募することができます。 2.募集に際して、土木学会誌または土木学会ホームページ等に案内を掲載するものとし、原則として11月上旬に募集を開始し、翌年1月末を期限とします。 (令和5年度の募集は11月4日から開始いたします。応募期限は、令和5年1月11日(水)です。) |
助成申請方法 | 3.助成申請にあたっては、ホームページに掲載する所定の申請書に必要事項を記入し、土木学会学術交流基金管理委員会に提出していただきます。 |
助成候補者の選考 | 1.委員会は、書類審査において、助成候補者からの申請書に基づき、各事業の意義、期待される成果、計画および予算の適正等を評価したうえでヒアリングを実施し、その有効性、実行性を確認します。 2.一般公募JS/ISへの助成額の総額は200万円です。助成候補者の選考において、1件当たりの助成額の上限は100万円としています。 |
審査手順とスケジュールは以下のとおりです。
・2023(令和5)年1月11日(水) 申請書提出締切
・2023(令和5)年2月15日(水) ヒアリング実施
・2023(令和5)年2月15日(水) 助成先候補の審議
・2023(令和5)年3月下旬 助成先の承認
・2023(令和5)年4月3日(月) 助成の内示
≪本件に関する照会等≫
土木学会 国際センター 事務局
TEL:03-3355-3452
Eメール:iad@jsce.or.jp
必要に応じて、委員長・幹事長において対応いたします。
添付 | サイズ |
---|---|
一般公募ジョイントセミナー募集要領 | 107.99 KB |
Public_Application_Form2023.docx | 20.66 KB |