現在地
和歌山県
- 名称
- 紀州鉄道及び旧御坊臨港鉄道廃線部分
きしゅうてつどうおよびきゅうごぼうりんこうてつどうはいせんぶぶん
- 所在地
- 和歌山県御坊市
- 竣工年
- 1931(昭和 6)年
- 選奨年
- 2023年 令和5年度
- 選奨理由
- 紀州鉄道及び旧御坊臨港鉄道廃線部分は、開業から92年経過した今も往時の設備も使用して運行されており、廃止路線にも軌条等が残存する貴重な土木遺産です。
- 名称
- 南海本線紀ノ川橋梁
なんかいほんせんきのかわきょうりょう
- 所在地
- 和歌山県和歌山市
- 竣工年
- 上り線:1903(明治36)年
下り線:1922(大正11)年
- 選奨年
- 2022年 令和4年度
- 選奨理由
- 南海本線紀ノ川橋梁は、明治期と大正期のトラス橋が上下線に並ぶ現役の鉄道施設であり、橋梁技術の進展や維持管理の重要性を伝える貴重な土木遺産です。
- 名称
- 高野山森林軌道の遺構群
こうやさんしんりんきどうのいこうぐん
- 所在地
- 和歌山県伊都郡九度山町、高野町
- 竣工年
- 1909(明治42)年 ※九度山貯木場~塵無土場
- 選奨年
- 2022年 令和4年度
- 選奨理由
- 高野山森林軌道の遺構群は、わが国で最初の森林軌道をルーツとし、その後の産業発展に貢献した森林軌道の盛衰を記録する歴史の証人として重要な土木遺産です。
- 名称
- 七川ダム
しちがわだむ
- 所在地
- 和歌山県東牟婁郡
- 竣工年
- 1956(昭和31)年
- 選奨年
- 2019年 令和元年度
- 選奨理由
- 七川ダムは、常用洪水吐きに国内最古の高圧スルースゲートを設置した多目的重力式コンクリートダムで、戦後のダム史上極めて価値ある土木遺産です。
- 名称
- 鵬雲洞・毛見隧道
ほううんどう・けみずいどう
- 所在地
- 和歌山県和歌山市毛見
- 竣工年
- 鵬雲洞:1911(明治44)年 毛見隧道:1925( 大正14)年
- 選奨年
- 2017年 平成29年度
- 選奨理由
- 交通の難所、船尾山を貫通すべくそれぞれ路面電車軌道及び県道の一部として開削され、紀州青石を用いた秀逸な意匠をもつ土木遺産である。
- 名称
- 樫野埼灯台
かしのざきとうだい
- 所在地
- 和歌山県東牟婁郡串本町大島樫野
- 竣工年
- 1870(明治3)年
- 選奨年
- 2017年 平成29年度
- 選奨理由
- 英国技師ブラントンによる石造洋式灯台であり、地元古座川産の宇津木石を用いたわが国初の回転式洋式灯台である。
- 名称
- 中古沢橋梁
なかこざわきょうりょう
- 所在地
- 和歌山県/伊都郡九度山町
- 竣工年
- 昭和2年(1927年)
- 選奨年
- 2011年 平成23年度
- 選奨理由
- 高野山に至る50パーミルの急勾配の難所に架けられたトラス構造とトレッスル橋脚とを組み合わせた希少な形式の鉄道用鋼橋であります。
- 名称
- 龍之渡井
たつのとい
- 所在地
- 和歌山県/伊都郡かつらぎ町
~那賀郡那賀町
- 竣工年
- 大正8年
- 選奨年
- 2006年 平成18年度
- 選奨理由
- 紀伊平野の田畑を潤す小田井用水の主要施設で、現在も当時のまま使用されている煉瓦(三和土混合)アーチ造りの水路橋である。
情報源への道標(パスファインダー)
解説シート
- 名称
- 友ヶ島砲台群
- 所在地
- 和歌山県/和歌山市
- 竣工年
- 明治25年(第三砲台)
明治31年(第二砲台)
- 選奨年
- 2003年 平成15年度
- 選奨理由
- フランス式布陣の5箇所の砲台から成り、発電施設など当時の最先端科学技術の粋を結集し、それを今に伝える貴重な文化財である
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