日 時:2023年12月13日(水) 16:00~17:00(予定)
場 所 : 土木学会 講堂(定員70名)+オンライン(ZOOM)開催
講演者:睦好 宏史(埼玉大学 客員・名誉教授)
題 目:PC橋の変遷-つくる時代から魅力ある維持管理の時代へ- ~土木学会 功績賞 受賞記念講演~
参加費:無料
スケジュール案:
16:00~16:05 開会の挨拶(構造工学委員会委員長)
16:05~16:55 構造工学研究会(講演および質疑応答)
16:55~17:00 閉会の挨拶(構造工学委員会副委員長)
講演概要:
日本で最初のPC橋は1952年に架けられた長生橋で,今も健全な姿を留めている。その後,新しいPCの技術開発が進み,それらを取り入れた多くのPC橋が架けられ,その技術は世界を席巻するに至っている。しかし,建設後50年に満たないPC橋梁に劣化が生じたり,架け替えを余儀なくされている橋梁が出現し,今や社会的問題にまで発展している。本講演は,講演者が大学において行ってきた新しいPC橋の開発から維持管理に至る変遷を述べるものである。講演内容を以下に示す。
1.約40年にわたる研究の概要
2.外ケーブルPC構造から大偏心PC構造へ-世界初の橋梁の建設-
3.橋が落ちるとは?
4.魅力ある維持管理の時代へ