水害対策小委員会は、土木学会水工学委員会における水害調査活動の円滑化および水害研究の更なる発展のための活動を行っています.
水害発生時における水害調査は、水工学委員会の重要な活動の一つである。水害調査は水害の特性によって、発生後の速やかな調査が必要な場合があり、水害発生時に調査団の組織や調整作業をサポートする担当グループが存在する方が良いと考えられる。また、水工学講演会開催時に毎年行われている河川災...害シンポジウムについては、水工学委員会として特定の担当グループが存在する方が良いと考えられる。さらに、統一的な災害調査方法の確立や情報共有・蓄積、消防やレスキューとの連携も重要であり、これらの活動に対して小委員会として組織的に対応する必要性が高いと思われる。
「水害対策小委員会」はこれらの背景をもとに以下に示す活動を実施し、水工学委員会における水害調査活動の円滑化および水害研究の更なる発展のための活動を行う。
■■■■■ 主な活動内容 ■■■■■
■水害発生時に水工学委員会が速やかに調査団を組織するためのサポート、調査団員公募のサポート、調査費獲得のためのサポート等をする。
■水害発生時に、他部門及び他学会との合同調査団の結成や河川管理者(行政機関)との窓口となる。
■水害発生時の水工学委員会としての対応・調査マニュアルを作成する。
■自然災害研究協議会と協力し、河川災害シンポジウムを企画・運営する。
■消防及びレスキューと情報交換を行い、水工学知見に基づいたレスキューマニュアルの改善やレスキュー技術の向上に努める。
■国土交通省及び地方自治体の水害対策部署と情報交換及び勉強会を行い、水防技術の向上に努める。
■水工学委員会に講演依頼がある水害に関する講演及び教育活動の窓口となる。