放射性廃棄物地層処分に関わる地下水解析手法の変遷
エネルギー委員会では,広くエネルギー分野への理解を深めてもらうため,学会員および市民を対象とした講演会を定期的に開催しています。
今回の講演会では,当委員会における放射性廃棄物・汚染廃棄物対策等に関する調査研究を20年に渡り牽引いただいた 京都大学名誉教授 大西有三先生 をお招きし,掲題についてご講演をいただきます。
第7次エネルギー基本計画を踏まえた原子力政策の具体化に向けて,バックエンドプロセスの推進は重要な課題に位置づけられます。このうち放射性廃棄物の地層処分に関して,地下水の流動に関する安全性評価は地下水解析が欠かせないものとなっています。
地下水解析の手法は,50年ほど前まで理論解析とそれに連なる(有限)差分法(Finite Difference Method)が使われていましたが,コンピュータの発展とともに有限要素法(Finite Element Method)が一般的になりました。取り扱う内容も,当初は飽和領域のみでしたが,不飽和領域を含んだ飽和-不飽和解析,さらに連続体から不連続体へと広がっています。
一方,放射性廃棄物の地層処分に関わる分野では,少しでも現実に近いモデルを構築するために個体と液体の相互作用を考慮したいわゆるカップリング解析(岩盤ー水連成解析)が開発され,さらに熱連成・化学連成(HMTC解析:Hydro-Mechanical-Temperature-Chemical Analysis)が加えられるようになりました。
現在では放射性廃棄物に関連するかなり複雑な解析モデルが提案されています。本講演では,これまでの解析手法の変遷をたどることで,参加者の地層処分や地下水解析に関する理解,さらにはダム調整池の止水対策,原子力発電所の安全審査等バックエンド以外の分野にも役立てられることを期待しております。
タイトル 放射性廃棄物地層処分に関わる地下水解析手法の変遷
日時 2025年3月26日(金) 15:30~17:00(90分)
講演プログラム 15:30~15:35 開会挨拶(エネルギー委員会 谷智之委員長)
15:35~16:35 ご講演(京都大学 名誉教授 大西有三 様)
16:35~16:55 質疑応答
16:55~17:00 閉会挨拶(エネルギー委員会 森本英雄副委員長)
場所 土木学会講堂(オンライン併用)
主催 土木学会エネルギー委員会
講師 京都大学名誉教授 大西有三先生
参加費 無料
CPD単位数 (申請中)追って掲載いたします。
CPD受講証明書は参加申込頂いた方のうち,CPD受講証明発行用アンケートに回答していただくことで発行させていただきます。
講習会へ参加登録のうえご参加ください。 聴講後,参加登録後にご連絡した参加番号をご用意の上CPD受講証明発行申請フォームへご回答ください。
※建設系CPD協議会加盟団体CPDシステム利用者は,各団体のルールに従って,CPD単位の申請をお願い致します。
※他団体へCPD単位を登録する場合は,その団体の登録のルールに則って行われます。単位が認定されるかどうかは,直接その団体にお問合せください。
(該当行事右側の「申込画面へ」よりお申し込みください。会場参加/オンライン参加は申込ページが異なります。決裁後の変更はできませんので,お間違いのないようご注意ください。)
申込締切 会場参加:2026年3月19日(木)
オンライン参加:2026年3月19日(木)
※定員になり次第締切りとさせて頂きます。
定員 会場:50名,オンライン:500名
問合せ先 土木学会 研究事業課 田村、飯野
電話:03-3355-3559