(仮称)建設系NPO連絡協議会は平成24年4月に活動を開始しました。2年間で建設系NPOの中間支援組織を設立することを目標に活動をいてまいりましたが、このたび建設系NPOの中間支援組織「シビルNPO連携プラットフォーム」を立ち上げることになりました。平成26年3月24日(月)14:00~16:00の土木学会講堂で設立総会を開催します。是非会員になっていただき、総会に参加していただきたくご案内するものです。
シビルNPO連携プラットフォーム 設立発起人会会長 山本 卓朗
中間支援組織「シビルNPO連携プラットフォーム」への参加のご案内
「新しい公共」や「共助社会」として議論されているなかで、貴法人をはじめ、全国で多くの建設系NPOや市民活動団体が、まちづくりやより良い社会インフラをめざして、積極的な活動を展開しています。しかしこのようなNPO法人の活動は、福祉や教育といったソーシャルケア面では多くの実績がありますが、諸外国に比べて土木の分野では未だめざましい活動に至っていないのが実態です。公共事業に依存する社会通念がいまだに強いことや、土木技術者側でも新たな活動・事業モデルを見出していないことがその原因と考えられます。
一方、我が国において、社会資本整備のためには、国家的プロジェクトとして解決を図るべき多くの重要な課題とともに、多岐にわたる地域の課題が残されています。特に地域の課題を解決するためには、地方自治体あるいは民間・市民の力を活動の推進力としてより強化することが重要であり、地道に活動を続けている個々の建設系NPOのネットワーク化と連携強化は、その方策の重要な一翼を担うものと考えています。
そのような視点で、今日まで2年間にわたり、30余NPO法人による土木学会(仮称)建設系NPO連絡協議会において、活動を支援する組織のありかたと具体的な行動について協議を重ね、その内容が明確になってきました。
本年4月を目標に、新たな組織つくりに賛同する多くの個人、法人の支援を得て、
特定非営利活動(NPO)法人「シビルNPO連携プラットフォーム」
(英語表記:Civil NPO Collaboration Platform:略称CNCP)
を設立することになりました。この中間支援組織は、幅広い活動を通じてNPO法人の基盤強化をはかり、行政や企業、教育・研究機関、そして地域・市民組織とのパートナーシップを通じて、より良い地域社会の構築を目指すものです。
資料―1には、活動の経緯、設立趣意書、活動体制、定款の要綱等纏めてあります。発起人名簿は12ページに記載してあります。併せて設立当初の役員名簿(案)も掲載しておりますのでご覧ください。
是非ご一読いただき、本活動に参加いただきます様心からお願い申し上げます。
以上
資料-1:「中間支援組織設立に向けて」
資料-2:関連する新聞記事