土木学会(仮称)建設系NPO連絡協議会は、平成25年度末の中間支援組織の設立をめざすことを25年6月24日の総会で確認して準備を進めてきた。議論を重ねる過程で連絡協議会を設けたのは、めざす中間支援組織のイメージと役割をより明確にして、関係団体の理解と協力を得るためであった。このためにディスカッション資料「中間支援組織設立に向けて」を取りまとめ、協議会構成メンバーに配布して議論を願うとともに、多くの関係者に公開して意見を求めてきた。その結果12月には新組織設立の発起人会を準備する段階に至った。
一方、本中間支援組織の設立は本年創立100周年を迎える土木学会の記念事業に位置付けられており、土木学会との連携をこれからも継続していく方策についても関係者との協議を続けてきた。公益社団法人としての土木学会がその活動をより活性化していくためには、社会貢献事業の強化が求められている。土木分野においては、特に地域において社会資本整備の仕組みが多様化し、いわゆるサードセクターの役割が増加している現状に対応するためにも、建設系NPOの連携をめざす中間支援組織の設立はその中核であることを認識し努力を重ねていきたい。
添付 | サイズ |
---|---|
平成25年度活動報告書140224.docx | 1.85 MB |