2024年6月26日(水)放送
ゲスト:深瀬尚子さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:おがえもん
今回は、土木学会WEB情報誌「fromDOBOKU」編集委員の深瀬尚子さんに「分岐器を愛でる」をテーマにお話を伺いました。
2024年6月19日(水)放送
ゲスト:米田咲さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:人形町のゆみ
土木技術者女性の会東日本支部にて、2023年8月に開催された「夏休み!ドボジョと橋をみてみよう inいしおか」の概要を伺いました。
小・中学生とその保護者を招いて、橋の講習会、橋の点検チャレンジ、工事現場見学を行ったそうです。
橋の点検では、橋梁損傷の具体的な写真付きの細かなチェックシートに基づいて、高欄、地覆、排水枡、舗装、伸縮装置といったパーツごとに、親子で会話しながら橋のすみずみまでよく点検しました。
工事現場見学では、施工中の(仮称)上曽トンネルの工事現場を見学しました。コンクリートで覆う前段階の防水シートに思い思いの絵やメッセージを書き込み、その前で記念撮影をしました。
専門家が企画しないと実現できないようなメンテンナンス体験で、こどもも保護者も貴重な体験ができたようです。
こどもたちからは、橋の点検やトンネル見学が楽しかったという回答が多く寄せられました。保護者からは、「日常の当たり前が土木技術者によって支えられていることをもっと知ってほしい」という声も寄せられました。
2024年の夏にもインフラメンテナンス体験が企画されるようですので(全国から参加可能)、土木技術者女性の会のホームページをぜひチェックしてください。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
http://doboradi.jsce.or.jp/2024/06/20/b-315/
YouTube
https://youtu.be/zjzj0Z-0844?si=CS9m8Kgf5VLvVSJd
2024年6月12日(水)放送
ゲスト:佐藤 美穂さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:人形町のゆみ
サラリーマン生活を卒業して、それまで経験のないクルーズ事業に参入された佐藤さん。
こだわりの和船・みづはは、12人乗りの小舟で前方がオープンデッキ、後ろに船室がある屋形船スタイルです。
2018年から現在まで土木技術者を講師役にお招きした乗合船を企画されています。橋梁技術者や大手ゼネコンの鉄道マニア、大学の先生などに講師をお願いして、橋の技術史の変遷、川の下を通る鉄道、コンクリートとは何か?などをテーマに実施しており、人気のイベントに育ち、毎回すぐに席が埋まってしまうそうです。
このような土木広報活動が認められて土木学会「土木広報大賞2023」イベント部門で優秀賞を受賞されました。
今年は荒川放水路通水100年とのことで、荒川がらみのコースも検討されているようです。まだ乗船されていない方はぜひご乗船ください。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
http://doboradi.jsce.or.jp/2024/06/13/b-314/
YouTube
https://youtu.be/ucgZ8rXkxq4?si=DX8jxCpz7LpKnXeA
2024年6月5日(水)放送
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井のぶ
砂浜に木を植えるって、みなさん想像できますか?
なんと、大梶七兵衛は、私財をなげうって砂浜に木を植えたのです!
このお話は、三代将軍徳川家光の時代で、幕府も松江藩も農作物の増産が急務だった頃。出雲平野は、江戸時代の初めまでは、斐伊川と神戸川という二つの川が運んだ土砂で形成された扇状地でした。農民たちは宍道湖の増水によって斐伊川や神戸川が溢れると山へ向かって逃げまわったそうです。そして、ようやく濁流が引くと、せっかく耕した土地が荒地と化していました。そんな農民たちの相次ぐ受難を見て、七兵衛は立ち上がりました。
垣根を立てて人口の砂山を築いたのが5年、85,000本の黒松の苗には粘土をつけ、藁で包んで根づかせるまでがまた5年!
その後、チャレンジ第二弾で荒木浜に水を引くことに!
ゲストの緒方さんが大梶七兵衛さんを熱く語ってくれた放送です。
出雲大社のある大社町には、大梶七兵衛の銅像があります。出雲大社に行かれる際は、必ず銅像もチェックしてください。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
http://doboradi.jsce.or.jp/2024/06/06/b-309/
YouTube
https://youtu.be/zgBgjoe1yL8?si=V_lTGZMxO9I5CwSW