こんにちは。休日は電話もメールもほとんどなくてデスクワークがはかどるなぁ、と相変わらず自由でワーカホリックな最良動労を目指す編集長マツです♪ 前回のニッシンの投稿読まれましたか?マツは記事の中身よりもあの美味そうな海鮮丼飯テロの直撃により、しばらく非ウェルビーイング状態に追いやられておりました。しかし、セメントとマグロのまち大分県津久見名物のマグロ丼+マグロちゃんぽんで迎撃してウェルビーイング指数?爆上がり(ノ^^)ノ
もくれんのマグロ丼とマグロちゃんぽんこんにちは。ウェルビーイング小委員会メンバーの西口です。最近何かウェルビーイングな体験をしたかな?と思ってスマホの写真を見ていたら食べ物の写真ばかりでした。おいしい食事は幸福感を高めてくれますよね。
北海道で西口 幹人が食べた海鮮丼こんにちは。お商売されてる方は2月、8月は少しのんびりでしょうか。土木関係の皆さまは3月の年度末に向けてギアを一段あげてお仕事と向き合ってる方も少なくないのではないでしょうか。マツも期末試験の採点やら、コンサルタント業務の成果とりまとめやら、高校生向けのまち歩きガイドやら社会のお役にたっているのかいないのかわからない世界で多忙を極めております。まあ、忙しすぎるときは現実逃避が一番!ということで土木ウェルビーイングマガジン3本目を書き出してしまいました。
2025年2月12日(水)放送
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
日頃私が感じている問題について、緒方さんが真正面から話してくださいました。
子どもの頃に「はたらく車」「大きなもの」に興味を持った人は多いはず。ところが学年が上がるにつれて関心事が受験にシフトしていき、昔興味を持っていたものと進学先が繋がらなくなってしまう。「土木の衰退は、市民生活の危機でもある」という緒方さんの言葉は本当だと思います。単に土木界の発展のために人材が必要だということではなく、市民生活を維持するためには土木界に優秀な人材を多数集める必要があります。進学先を決める前の子どものうちに、土木はカッコいいんだということがもっともっと伝わってほしい。そのために私たちはもっともっと伝わるように伝えないといけない。業界全体で大きな動きを起こしていきたいですね。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/02/13/b-357/
YouTube
https://youtu.be/JFbVOlEvjGs?si=Ck4LVqSprxipmkRY
2025年2月5日(水)放送
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井かおり
歴史は得意ではないのですが、地理はすごく好きです。地名をみて、「なんでここはこういう地名なんだろう」と思いを馳せるのがとても面白く、どんな歴史的背景があったのだろうと考えることが好きです。
こんにちは。土日はデスクワークの日、そんな仕事人間はウェルビーイングを語る前に「働き方改革」をやるべきだ、というお叱りをいただきそうなfromDOBOKU編集長マツです。マツは「生き方改革」実践中♪
さて、前回はこの「ウェルビーイング」マガジンの初回投稿ということで厚生労働省研究会報告書に記載されているウェルビーイングという言葉の説明についてご紹介しました。今回は、この「ウェルビーイング」を理解しながら、「土木業界におけるウェルビーイング」を向上させるべく立ち上がった「土木学会 建設マネジメント委員会 土木業界におけるウェルビーイング調査研究小委員会」のメンバーをご紹介します。
こんにちは。土木学会WEB情報誌fromDOBOKU編集長のマツです。卒論、修論の〆切が過ぎて学生さんたちは少しほっとしているところではないでしょうか。あるいは修正にてんやわんやだったりして。
さて、みなさんは「ウェルビーイング」って言葉知ってますか。well(よい)とbeing(状態)をくっつけた言葉のようですが、具体的な定義が知りたくなりますよね。厚生労働省の「平成30年度雇用政策研究会報告書」では、「個人の権利や自己実現が保証され、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあること」と記載しています。これが定義!?
2025年1月29日(水)放送
ゲスト:鳥山亜紀さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:おがえもん
今回は、清水建設の鳥山亜紀さんに「水害時の医療継続へのタイムライン」をテーマにお話を伺いました。
病院づくりでも有名な清水建設。施工だけでなく病院運営(医療に関わる部分以外)にも参画しているとは!医療者に近いところにいるからこそできる建築設計があると思います。
水害と医療は、土木・建築・医療が一丸となって取り組まなければいけない問題であり、垣根を超えた協力で乗り越えなければいけないですね。発災時は、被害を最小限にとどめ、早期に医療機能を復旧させるために、ハード対策とタイムラインを活用した医療継続が大切ですね!
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/01/30/b-356/
YouTube
https://youtu.be/3wrxMlR7Vfg?si=E72iCOhfJSpVYHYa
2025年1月22日(水)放送
ゲスト:鈴木 亮彦さん、田中 真史さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:水天宮のちーちゃん
阪神淡路大震災から先日17日で30年が経過しました。この30年の間に、東日本大震災や能登半島地震など大規模地震が発生し多くの尊い命が奪われました。
そのような中、今回のテーマは防災教育。(株)不動テトラの鈴木さんと田中さんは研究所に勤務する傍ら、土浦市の小学校などで防災教育を行っています。昨年、茨城県土浦市から依頼された出前授業のテーマは「地域の仕事と防災」。小学生を対象に、テトラポットを使って積み上げる作業やクイズに答えてもらったりしたそうですが、飽きることなく2時間の授業があっという間に過ぎていったそうです。そして、建設業が防災の役割も知ってもらえる機会となり手ごたえを感じたと語っていました。
また、授業を行う側が楽しく話をすることで、より子どもたちの向上心が引き上げられ、家庭に帰った時にご両親に防災の大切さを伝えてくれることが良い効果を生んでいるとのことです。
防災は、一つの団体や企業ではなし得ることができません。一人ひとりが災害に対して自分事と捉え、企業・団体も協働し備えることが、災害大国日本で暮らす私たちの役目なのだと感じました。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/01/23/b-355/
YouTube
https://youtu.be/73R3Mcb6u1w?si=ntb10B-0hYlu_w17
2025年1月15日(水)放送
ゲスト:和田 彰さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:人形町のゆみ
私の手元には「できることからはじめよう 水辺の小さな自然再生事例集 第2集」があります。事例集を開くと、男女の子供から大人までが川の中に入り、各自で石を運んだり、木箱の魚道(魚のとおる道)を手作りしている写真が見られます。
今回、和田さんから水辺の小さな自然再生についてお話を伺いました。小さな自然再生とは以下の3つの条件にあてはまるものです。
2025年1月8日(水)放送
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:赤井かおり
歴史は得意ではないのですが、そんな私でも知っている伊能忠敬さん。伊能忠敬といえば地図、ですよね!それは皆知っているとしても、びっくりしたのが地図を作ろうと始動したのが、なんと50歳を過ぎてからということ。現代ならまだまだ現役、働き盛りと言っても過言ではない歳だと思いますが、江戸時代では人生50年と言ってもいい時代にチャレンジ開始って伊能さん、パワフルすぎます…。
しかも、それまで測量を生業としていたわけでもなかったとか。51歳からの初めての挑戦にびっくりさせられました。子供の時から抱いていた天文学への憧れを現実にしようと行動を起こし、測量して地球の緯度を正確に求めることで地球の大きさを知ろうとしたことが、現世の我々の常識となり、今もそれが語り継がれていることが、まさに偉業だなと改めて思いました。
知識欲旺盛であれば、これまでに自分が歩んできた道も、年齢も関係なく、どんな夢も現実となりえると、伊能さんの偉業が気づかせてくれました。私も、日々チャレンジを続けていきたいなと、今まで以上に前向きな気持ちになりました。今年も、牛歩でも、一歩一歩前進していきたいと思いました!
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2025/01/09/b-351/
YouTube
https://youtu.be/8vWKdhQDm3I?si=sh8tFR6Ct9VsJ7kV
2024年12月25日(水)放送
ゲスト:古屋樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
厚生労働省の資料によれば、令和3年3月卒業者の就職後3年以内の離職率は、新規高卒就職者が38.4%(前年度と比較して1.4ポイント上昇)、新規大学卒就職者が34.9%(同2.6ポイント上昇)もあるのだそうです。3人に1人以上の割合で離職しているというのは、採用する側もされる側もお互い不幸なことではないでしょうか。そこから転職したとして、転職先では長く働き続けられるのでしょうか?理想の会社が見つかるまで転職を続けるのでしょうか?
会社を辞めるのには人それぞれの理由があるにせよ、「思っていたのと違う」、つまりミスマッチの割合がほとんどではないかと推察します。それをなくすための方法の一つに、インターンシップがあります。古屋さんが所属するキャリア・ナビゲーション株式会社では、学生のうちから企業を選ぶために、どのように情報収集をすればいいのかのアドバイスや、人生相談にも乗ったりしているそうです。世の中には大小さまざまな企業がありますが、有名な大企業だけでなく、中小企業も含めてたくさんの選択肢があるということを学生の皆さんに知ってほしいし、企業の側でももっと学生のためになる情報を出していかなければならないのだと思います。
さらに言えば、中学生や高校生の皆さんにも職業についてもっと知る機会があってほしいと思います。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2024/12/26/b-348/
YouTube
https://youtu.be/yrOcz1AJ26Y?si=4hZJ0qqgBCoTaTQB
2025年1月1日(水)放送
ゲスト:田中一博さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
あけましておめでとうございます。ドボラジは正月も休みなしで通常放送です。今年もよろしくお願いします。
さて、24年働いた新聞社を退職して建設ICTの世界に入ったレアな存在の田中さん。従来型の施工と最新のICT施工の違いをわかりやすく解説してくださいました。
番組本編も面白かったのですが、収録が終わってからの雑談で見せてもらった映像が秀逸ですごかったんです。「チルトローテータ」をご存じでしょうか?油圧ショベルの先端のバケットが45度チルト・360度回転するものです。この自由な動きによって、油圧ショベル本体は固定したままでまるで人間の手のような作業が可能になります。これは施工の効率化に革命的な影響をもたらすことでしょう。ネット検索で、その特徴的な動きをぜひご覧いただきたいです。
2024年12月18日(水)放送
ゲスト:菊田 友弥さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:人形町のゆみ
沿川2市7区をまたぐ荒川放水路が、人工的に造られた川であることを知っていますか?
今から100年前の1924年10月12日に川に水を通す通水式が行われ、それから100年間一度も堤防が決壊することがなく、首都東京を守ってきました。
荒川放水路がなければ、隅田川しかないので、洪水のたびに堤防を越えて氾濫している可能性が高く、東京の街の姿や日本の経済発展は、今とは大きく違っていたかもしれません。
多くの方の生活を守っている荒川放水路に今一度注目してみてください。
次の荒川放水路の記念日も楽しみにしてください。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2024/12/19/b-347/
YouTube
https://youtu.be/zr-LFg4DJns?si=690jwhi9AtJ4onJd
2024年12月11日(水)放送
ゲスト:緒方英樹さん
ナビゲーター:JUMI
案内役:蛎殻町の松
私は離島が好きです。利尻島、大島、八丈島、青ヶ島、父島(小笠原諸島)、阿嘉島・座間味島(慶良間諸島)、南大東島ほかいくつかの島を訪れてきました。今回の舞台である種子島は、面積約444km2で横浜市とほぼ同じくらいの広さで人口は約28,000人(2020年)ということで、大きな島という印象があります。女殿様・松寿院が行った大浦川は短い川ですが、地形図を見ると下流域に広がる沿川の湿地帯や中流部の旧川敷など、地理好き人間にとっては非常に興味の湧く川にみえます。これは現場に行かないとです。2泊3日の行程で、現地でレンタカーを借りて、今回緒方さんに聞いた場所のほか、ドボクの観点で面白そうなポイントを回ってみようと思いました。台風の来ない時期を選ばないとね。
2024年12月4日(水)放送
ゲスト:吉田 不曇さん (東京都中央区副区長)
ナビゲーター:JUMI
案内役:水天宮のちーちゃん
「首都直下地震から命を守る」シリーズの最終回となる今回のテーマは事前防災。中央区の副区長を務め、また今までに災害現場で陣頭指揮をとられていた経験から、吉田さんは事前防災の重要性についてさまざまな知見を持っていらっしゃいます。
実際に災害に直面してみないとわからないことがたくさんあることを強調。例えば、災害が発生してから1週間程度は空気が汚れているため、皮膚に付着し苦しくなるそうです。確かに私たちは皮膚からも呼吸しているので息苦しくなるのもうなずけます。そのため、避難場所などに身体を拭けるものを準備することが必要だという話に納得しました。
また、平日の昼間に発災した場合、中央区在住の大人は仕事で区外にいて、区内にいるのは子どもたちだけになる家庭が多いと想定されています。そうなった時に救援・救護で活躍するのは中学生。中学生になれば身体も大きくなっており理解もできることから役割を担える頼もしい存在だとおっしゃっていました。また、大人は防災訓練に参加することが難しいですが、子どもが災害教育を受けて家庭の持ち帰って話し合う、もしくは、子どもが参加する機会に大人も参加してもらうなど、子どもを通して災害について向き合ってもらう人を増やすことも重要だと語っていました。
最後に、あなたにとってドボクとは「地球に彫刻する」といった発言に感銘を受けました。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2024/12/05/b-343/
YouTube
https://youtu.be/L3BYQKOxaS4?si=mzqMiIPjqiA-6v38
2024年11月27日(水)放送
ゲスト:久田嘉章さん (工学院大学建築学部まちづくり学科・教授)
ナビゲーター:JUMI
案内役:水天宮のちーちゃん
「首都直下地震から命を守る」シリーズの3回目となる今回のテーマは「建築物の倒壊と火災」。冒頭、久田さんは東京都から公表されている被害実態について解説していただきました。首都直下地震でも東京都大田区の直下で発生すると言われている都心南部直下地震は、被害規模が大きく最大で全壊・焼失家屋は約19万棟、そのうち焼失が約11万棟、閉じ込めにつながるエレベータ停止は約2万2,000台とされています。特に都心部は高層マンションが多いため、高層部に住居がある人たち、特に高齢の人は階段での上り下りとなるため、生活が難しくなるといいます。
さらに、1981年以前に建設されたマンションは旧耐震基準のためリスクが高く、まずは耐震診断をしてほしいと強調されました。耐震性に問題がある場合、倒壊する可能性もあり、マンションの住人だけではなく周辺に住む人や歩行者にも影響があり、被害がさらに拡大してしまうといいます。
一方、マンションは、近隣との関係が希薄な側面もありますが、常日頃から挨拶をして、コミュニケーションを図り、いざという時は、まずは身の安全を確保したうえで、隣近所、少なくとも同じ階の人が無事であるかどうかの確認をしてほしいと語っていました。
災害大国日本に今必要なことは、まず自らが率先して災害に備えることが大切だということを痛感したお話でした。
【放送回の音源や写真など】
番組HP
https://doboradi.jsce.or.jp/2024/11/28/b-342/
YouTube
https://youtu.be/y-fOP2h8fB4?si=DpWW3zon-dH0M8L-