- ●総社高架橋
- 岡山道の総社高架橋は橋長1,747m・総径間数99の橋梁ですが、このうち528m・30径間を充腹式アーチを部分的に用いた中空床版(SACS構造:Spot Arch for a feasible Continuous RC-hollow-Slab)により連続化を行い、走行性の向上と維持作業の低減を図っています。
- 総社高架橋では10径間ごとにアーチを設け、合計3箇所のアーチにより水平変位の吸収を行っています(5+10+10+5径間:+部にアーチを設置)。このアーチは変位の吸収を効率良く行うためにアーチリブの下端にヒンジを設けています。中詰材は、下層に発砲スチロール(EPS)・上層にエアモルタンと変位吸収を行うためのウレタンフォームを使用し、軽くて作業性が良く、リブの変位を拘束しない構造となっています。
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