(1) 研究趣旨
建設業では、労働者不足が深刻な課題となっており、生産性の向上が急務であり、解決方策として3Dモデル(BIM/CIM)の導入、PCaの利活用が推進されています。
そこで本小委員会では、3Dモデルの活用を前提に①設計・施工・維持管理の一連のプロセスを整理し、全体最適化の在り方についての提案や②汎用的なPCa部材による構造物の設計、施工、補修の在り方等について研究することを目的とします。
(2) 研究計画
WG1、WG2に分けて研究を遂行します。研究内容として下記を想定しています。
【WG1】全体最適化検討
1) 調査⇔設計⇔施工⇔維持管理で必要なデータの整理
2) 汎用性確保を考慮したデータ規格の在り方検討
3) データプラットフォームの在り方を検討
【WG2】PCaによる構造物設計・施工・補修方法検討
1) PCa構造物の構造検討
2) 施工方法検討
3) 補修方法検討
(3) 活動概要
・期間 :令和6年2月~令和7年6月(16カ月)
・開催頻度 : 2か月に1回を目安にWG開催(WEB・対面併用)
・委員 :募集若干名(80%以上出席できる方)
※ 応募者が定員を超えた場合、オブザーバ等での参加をお願いする事があります。
・小委員長 :中嶋道雄(若築建設)
・副小委員長:渡邊武志(パシフィックコンサルタンツ株式会社)、柳川正和(清水建設)
・WG1主査 :中嶋道雄(若築建設)、WG2主査:井口重信(JR東日本)
・応募締切 :令和6年1月31日(水)
・応募先 :中嶋宛(michio.nakajima@wakachiku.co.jp)にメールにて
希望WG1,2をご記載ください。