トンネル工学委員会は土木の分野に関係のあるトンネル工学の研究、調査およびこれらの推進をはかることを目的に設立されました。
委員会は専門委員、職域代表委員で組織し、委員50名以内をもって構成されています。
更新日:2011/07/29
部会長名 中野 清人 ((株)高速道路総合技術研究所 )
目次 |
1.活動計画
リニアコライダー建設計画における長大トンネルの施工・メンテナンスに係わる課題の抽出と検討を行う.重点課題として,TBMによる急速施工法と不良地山遭遇時の対策工法を検討する.組織は,岩盤力学委員会/リニアコライダー土木技術研究小委員会との連携活動として部会メンバーを委員として派遣する.
活動期間は,平成18(2006)年度~平成23(2011)年度(場合によっては延長の可能性有り)
2.活動内容
19年度までは,リニアコライダ土木技術研究小委員会,施工・メンテナンス作業部会などに参加し,報告書作成作業を行った.また,年度の年次学術講演会(研究討論会)などで成果を報告した後,岩盤力学委員会と連携した委員会活動は20年3月で一旦終了した.
平成22年3月19日「第1回JSCE-ILC示方書策定小委員会」準備委員会を開催し,KEKから状況説明を受け,今後の方向性について検討を行った.その後,第2,3,4,5回とKEKから状況説明を受けながら,活動内容について具体化を図ってきている.
平成23年1月13日~14日の第40回岩盤力学に関するシンポジウムにおいて,パネルディスカッション「国際リニアコライダ(ILC)施設の土木工事に関するガイドライン策定」を開催した.
岩盤力学委員会はILCの土木工事指針策定小委員会活動として22年3月から準備作業を再開している.この委員会においては,高エネルギー加速器研究機構(KEK)からの要請に応じて,既往のトンネル標準示方書山岳工法・同解説をベースにして,ILCに関連する大空洞,立坑,TBMなどの項目を充実させた指針を策定する.
平成23年度には準備会から本委員会に昇格してILCの土木工事指針策定作業を本格的に開始する予定である.
役職 | 氏名 | 役職名称 |
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部会長 | 中野 清人 | (株)高速道路総合技術研究所 |
幹事長 | 笹尾 春夫 | 鉄建建設(株) |
委員 | 西村 和夫 | 首都大学東京 |
委員 | 服部 修一 | (独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 |
委員 | 福田 和寛 | 清水建設(株) |
委員 | 領家 邦泰 | 大成建設(株) |