【私たちの目的】
土木学会技術者資格や技術士,APECエンジニアの資格には自らの資質の向上に努めることが明記されるなど,継続教育による技術者個人の技術レベルの恒常的更新・向上を要求しています.
本継続教育小委員会では,個々の土木技術者が積極的に継続教育に取り組むことができ,その成果を活かせるよう,継続教育に相応しいプログラムの提供に努めています.
【具体的な活動】
実務技術者を対象に,毎年,「有限要素法の基礎と応用講習会」と「施工計画講習会」を開催しています.
「有限要素法の基礎と応用講習会」では,有限要素法を利用してまだ経験が少ない方,あるいはこれから利用しようとする技術者・学生を対象に,基礎理論から解析方法,最新の解析事例までを扱っています.
「施工計画講習会」では,技術者が適切に仮設構造物を計画・施工することができるように,実務で陥りやすいミスや注意点を交えながら地盤の評価,土留め工の計画・施工について解説し,講習の後半では時機を得た最新の内容を扱っています.
【継続教育プログラム(2024年度)のご案内】
1.構造工学における有限要素法の基礎と応用講習会(オンライン)
【開催日】
土木学会講堂+ライブ配信:2024 年10 月10 日(木),11 日(金)
アーカイブ配信期間:2024 年10 月21 日(月)10:00~11 月1 日(金)17:00
プログラム :(詳細)
申 込 締 切 :2024 年9 月30 日(月)
■10 月10 日(木):土木学会講堂+ライブ配信(後日アーカイブ配信)
・開会挨拶,講習会概要 (車谷麻緒/継続教育小委員会委員長)
(1)有限要素法の基礎理論(1) (車谷麻緒/茨城大学)
(2)有限要素法の基礎理論(2) (車谷麻緒/茨城大学)
(3)有限要素法の材料非線形性について(斉木功/東北大学)
(4)非線形解析の理論と実際 (渡邉浩志/テクスパイア)
■10 月11 日(金):土木学会講堂+ライブ配信(後日アーカイブ配信)
(5)コンクリートの有限要素法へのモデル化 (長谷川俊昭/DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン)
(6)コンクリート橋への有限要素法の適用 (紙永祐紀/三井住友建設)
(7)鋼橋のFEM 解析およびリダンダンシー解析(永谷秀樹/宮地エンジニアリング)
(8)橋梁の動的解析 (奥村徹/九州産業大学)
(9)地下構造物の設計への有限要素法の適用 (井上洋/JIP テクノサイエンス)
(10)非線形地盤構成則の紹介 (児玉剛/伊藤忠テクノソリューションズ)
※ライブ配信はZOOM を使用します.
※動画配信はVimeoにて行います.