土木学会では、福島第一原子力発電所の汚染水問題について技術提案を求めている政府の取組に対応すべく、福島第一原子力発電所 汚染水への対応に関する検討委員会及びその下に技術的検討を行うタスクフォースを設置し、検討を行ってまいりました。
このたび、これまでの検討を踏まえ、10月23日に国際廃炉研究開発機構(IRID)へ別紙に示す項目について提案を提出しましたのでお知らせいたします。
今回の提案は、現在提示されている限られた資料、データの範囲で限られた期間内に、タスクフォースにおいて検討したものを提出しており、妥当性や現地での適用性については、今後国において審査されます。
また、この審査は今後、経済産業省の「汚染水処理対策委員会」において行われることから、提案内容の詳細についての公表は差し控えさせていただきます。
なお、検討委員会及びタスクフォースでは、引き続き検討を行い、汚染水処理対策委員会をはじめとする関係機関に対し、汚染水問題の解決に資する提案を行っていくこととしております。