この度、土木学会では、福島第一原子力発電所の汚染水問題について技術提案を求めている政府の取組に対応すべく、本委員会及びその下に技術的検討を行うタスクフォースを設置して検討の体制を整えましたので、次の通りお知らせいたします。
福島第一原子力発電所の汚染水問題については、政府及び東京電力が協力して様々な努力を重ね、解決に向けて対策を講じつつある。
さらに政府は、この問題について、国内外の叡智を結集し、総力を挙げた対策を実施するため、広く内外に対して技術提案を求めている。
この汚染水問題を出来るだけ速やかに、かつより有効性の高い対策を講じるための技術提案等を行うことを目的として、去る9月3日、公益社団法人 土木学会は地盤工学、構造工学等、関係する専門分野を代表する技術者・研究者を集めて「汚染水への対応に関する検討委員会」を設置し、検討を開始した。
汚染水のコントロールをより確実なものとするため、現在進められつつある対策を補完する技術、廃炉に至るまでの今後数十年にわたる中長期的視点に立った対策、また、現行計画よりさらに広域を対象とした対応策等、政府及び東京電力に対し具体的かつ実効的な技術提案を行っていくものである。
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