この度、独立行政法人港湾空港技術研究所のご厚意で、下記日程で海底資源開発に関する水中音響ビデオカメラ等の公開実験の見学会と意見交換会を実施いたします。
本実験は、海底資源開発に関する研究として内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)制度「次世代海洋資源調査技術(海のジパング計画)」により2014年度から5 年計画で開始されたもので、大スケールの水中実験を実施できるように準備されたものです。
下記の実験のデモを見ていただくことで、今後の海洋調査技術へのご興味とご関心を持っていただくとともに、皆様からのご意見も頂戴し、海洋施工技術の更なる進展に寄与することを目的とするものです。
4.ご見学いただける実験と機材
① 水中音響ビデオカメラの映像取得試験(実験)
② 水中音響ビデオカメラ本体(機材)(協力:(株)日立製作所)
③ 海底走行型水中作業ロボット(機材)(協力:東亜建設工業(株))
④ 遠隔操作式水中バックホウ(機材)
5.スケジュール
09:30 受付開始
10:00 SIP 概要説明・公開実験(音響カメラ視認確認状況、水中移動体操作状況)
10:30 音響カメラ説明(水中機材揚収時は作業範囲内立ち入り禁止)
11:00 装置見学(各担当者より個別に説明致します)
11:30 水中施工技術についての意見交換会
12:00 解散
6.参加予定人数
実験場所の規模から、10名から20名程度
7.参加申込みについて
参加ご希望の方は、別添申込書に必要事項を記入のうえ返信願います。
(期限:2 月27 日)
【必要事項】氏名、所属、連絡先
【申し込先】独立行政法人港湾空港技術研究所 企画管理部企画課
電話:046-844-5040 メール:kikaku@ipc.pari.go.jp
8.見学実験内容
水中音響ビデオカメラを水中作業機械に搭載し、水深6mのドックに投入します。水中音響ビデオカメラにて、擬似海底構造物(チムニー)及び、水中音響カメラを搭載していない別の水中作業機械を撮像した画像を展示します。水中作業機械としては、①遠隔操縦式水中バックホウ、②水中作業ロボットを予定しています。
9.公開実験詳細 (予定)
(1) ドック(30×100m)に海水を注水し、水深6mとする。
(2) ドラム缶3本重ねて擬似チムニーとする。
(3) 水中音響ビデオカメラを2台の水中作業機械のどちらかに搭載する。
(4) 公開実験時、水中作業機械は2台とも水中に投入する。
(5) 擬似チムニーとその周辺にある水中作業機械を、水中音響画像として表示する。
10.注意事項
・雨天時の雨具は各自でご用意下さい。
・ヘルメット、安全靴などの貸与はございません。
・段差のある場所がございますので、お足元には十分ご注意下さい。
1.日 時 平成 27 年 3 月 3 日(火) 10:00~11:30(受付は 9:30 開始)
2.場 所 関東地方整備局京浜港湾事務所 京浜港ケーソンヤード
住所:横浜市神奈川区山内町 1-2
3.主 催 独立行政法人港湾空港技術研究所
公益社団法人土木学会建設用ロボット委員会
添付 | サイズ |
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150303 参加申込書.xlsx | 12.87 KB |