森林総合研究所は、「木を使って守る生物多様性」をテーマに、公開講演会を開催します。今回は、人工林を適切に管理していくことが生物多様性の保全にどのように役立つのかについて、最新の研究成果に基づいて解説します。招待講演はテレビでおなじみの五箇公一さんです。他の講演も一般の方向けのやさしい内容をめざします。皆様、ぜひご参加下さい。
〇開催日時:2017年10月24日(火曜日)13時20分から16時40分
〇場所:ヤクルトホール
東京都港区東新橋1-1-19(ヤクルト本社ビル)
〇主催:(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所
〇後援:(公社)土木学会、(一社)日本建築学会、(一社)日本森林学会、
(一社) 日本生態学会、(一社)日本木材学会
〇<プログラム>
・13時20分 開会挨拶 沢田 治雄
・13時25分 招待講演
「森が育む日本の生物多様性と私たちの生活」
国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター 五箇 公一 氏
・14時05分
「木材を使うことと、生物多様性を守ることの両立をめざす森林管理」 尾崎 研一
「歴史資料から知る過去の林野利用」 岡本 透
(ポスター発表、休憩)
・15時35分
「生物多様性の鍵となる渓畔林の役割と管理」 吉村 真由美
「生物多様性に配慮した人工林施業を考える」 佐藤 保
「生物多様性の保全に向けてー今後の展望ー」 岡部 貴美子
・16時35分 閉会挨拶 桂川 裕樹
(ポスター発表(14時55分〜))
「林業が生物多様性の保全に果たす現代的な役割―若い植栽地の価値―」 山浦 悠一
「伐採地でふえる花粉媒介昆虫たち」 滝 久智
「南の島の希少なキツツキ:ノグチゲラの住宅事情と人の暮らしの関り」 小高 信彦
「人工林の植物の種多様性と天然林からの距離」 五十嵐 哲也
「小面積皆伐で人工林の植物種多様性を保全する」 山川 博美
「トドマツ人工林における保残伐施業の実証実験」 佐藤 重穂
「森林計画制度における生物多様性―市町村の取り組み―」 山田 祐亮
「木材貿易が生物多様性に及ぼす影響」 古川 拓哉
添付 | サイズ |
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公開講演会(木を使って守る生物多様性).pdf | 4.04 MB |