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2020-2021年度の活動報告

●活動計画、委員名簿

1. 教材開発支援分科会(WG1)の成果
 初学者向けのメンテナンスに関わる教材として、無料オンライン講座「“はじめて”のインフラメンテナンス講座」を開発した。
▽News Release
委員会 新着・お知らせ: 土木広報センター: JMOOCにて土木学会「“はじめて”のインフラメンテナンス講座」開講
▼プロモーションビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=OFFPPtst0xA
■「“はじめて”のインフラメンテナンス講座」の構成

講座 単元 大テーマ 本目 小テーマ
前編 1 はじめに 1 本講座の目的・構成
2 市町村で抱える共通課題
3 インフラメンテナンスの必要性
4 ME
5 道守
6 コンクリート診断士会
7 当たり前を当たり前に守るために(現状、仮題)
  小テスト
2 劣化事例 1 本単元の構成
2 コンクリート部材の初期不具合の事例
3 コンクリート部材のひび割れの事例
4 コンクリート部材の塩害腐食の事例
5 鋼橋の腐食の事例
6 その他の劣化事例
  小テスト
3 劣化進行の
影響
1 本単元の構成
2 ひび割れや不具合を有するコンクリート部材の悪影響
3 鉄筋腐食したコンクリート部材の悪影響
4 腐食した鋼部材の悪影響
  小テスト
後編 1 点検
診断
(メンテナンスサイクル1)
1 本単元の構成
2 道路橋の点検・診断の流れ
3 道路橋の点検の基本
4 コンクリート部材の点検・診断・詳細調査
5 鋼部材の点検・診断・詳細調査
6 基準の変遷
  小テスト
2 措置
記録
(メンテナンスサイクル2)
1 本単元の構成
2 コンクリート部材の対策
3 鋼橋の塗装
4 点検強化
5 データベース
6 小テスト
3 おわりに 1 本単元の構成
2 点検義務化された道路施設
3 直営点検と直営施工
4 新技術の導入
5 持続可能な維持管理計画
  小テスト

 

2. 知の体系化検討分科会(WG2)の成果
(1) 土木内の他分野連携

 2020年度に委員が所属する各分野を対象として、新技術適用と他分野への適用可能性を検討した。

  • 作成主旨:検討の考え方を共有するため、関心の高い「新技術の分野間適用」を題材として議論する。
  • 表の見方:自分の分野が保有する新技術を太枠内に丸番号を付し、適用できそうな他分野に転記した。
    各分野で広く導入済みの「タブレット
    /点検システム」は○を付し、今後に期待したい技術は●を付した。
    末尾▶は「“共有”:公開して欲しい情報」「“連携”:交差・近接するために連携したい情報」を示す。
  • 留意点:同じ分野でも管理者により記述は異なると考えられ、各分野でオーソライズした内容ではない。

(2) 社会インフラの効果的・持続的なメンテナンスを支える機能・行為

社会インフラメンテナンスに必要な機能・行為を整理した「インフラメンテナンス曼荼羅(MANDARA)」を作成した。

  • 「社会インフラメンテナンス」を中心に、第1階層(L1:中央の3×3マス)、第2階層(L2:周囲の3×3マス8グループ)を曼荼羅で表現。
  • 社会インフラの各部門に共通する機能・行為を記載し、用語や概念は主に「社会インフラメンテナンス学」(土木学会)に拠った。
  • マス内の記述はキーワードであるため、より具体の内容は【MANDARAの解説】を参照されたい。
  • 機能・行為を社会インフラの各部門における標準領域、協調領域、独自領域に分類・着色を試行した。
    標準領域や協調領域は、土木学会等の検討体制を構築することにより、施設管理者ごとに検討する非効率さから解放されると考えられる。
  • 活用方法として、各組織/立場のメンテナンス状況を機能構成図に照らして注力/連携すべき項目の抽出等が考えられる。
  • 【今後の検討方針】今後は関係機関や閲覧者のコメントを頂いてさらに検討を深め、DMMの活用方法についても検討していく予定である。

(3) 土木外連携の要所 【表1 土木外連携の要所】

 土木内外の連携による研究開発・社会実装に向けて重要と思われる事項ついて、大小の分類で体系化した。小分類について解説と種別を付した。

  • SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「インフラ維持管理更新マネジメント技術」を参考とした。
  • 大分類:技術開発マネジメント/事業化/組織・体制/人材の確保・育成/法制度・調達制度・予算/分野の選定、知財/
  • 種 別:経験知/アイデア・一般論/課題
  • 【今後の検討方針】SIP参加者などへのアンケート調査を行い、検討を深めていく予定である。

(4) 他分野における土木外連携の状況 【表2 他分野における土木外連携の状況】

 SIPやその他の顕著な土木内外連携事例を対象にして土木内外の連携事例からその要所を整理した。

  • インフラ管理者が事業化しているものは ◎「事業化」,インフラ管理者側が実証実験として行っているものは〇「研究開発」を付けてインフラ別、構造別に整理した。
  • 下表は部分イメージである。上記の成果【表2】には小分類別に具体事例と参考資料を付記している。

~ 以上 ~

添付サイズ
ファイル MANDARAの解説26.52 KB
ファイル 表1土木外連携の要所21.64 KB
ファイル 表2他分野における土木外連携の状況26.44 KB
PDF icon 活動計画、委員名簿.430.41 KB

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