第14回 技術者ラウンジ“DOBOKU” 実施報告
国際センター教育グループ主催の技術者ラウンジ“DOBOKU”では、海外の実情や海外プロジェクトへの関心・理解を深めることを趣旨として、政府系企業、コンサル、ゼネコンの技術者を講師に迎え、双方向の交流機会を提供しています。
14回目は2023年10月17日に株式会社大林組の神村 英明 氏 (現 アジア支店土木工事部長)と灰井 宏平 氏(現 アジア支店 チャンギ空港トンネル工事事務所工事長)を講師に迎え、同社アジア支店からの講義として、シンガポールと日本をつないで実施しました。カンボジア国道5号線改修工事についての講義では、現地の状況やリスクマネジメント、苦労した点や改善されるべき点、海外で働くことのやりがい、海外を目指す技術者へのメッセージなどが紹介されました。リスクマネジメントの紹介では、サブコン選定、雨期工事、子供のバイク運転、地雷、コロナ禍に関わるリスクに対して、どう対処したかについて、具体的な説明をいただいたあと、講師と参加者間で自由闊達な議論が行われました。海外で働くことのやりがいとしては、比較的大きな仕事を任せてもらえるなかで、異国の文化、言葉、考え方に触れ、楽しみ苦しみながら、自分を成長させることができ、その国の経済発展と生活水準向上にも寄与できることなどが挙げられました。
今後も、教育グループでは、海外を目指す若手などが、海外プロジェクトの魅力や、実務の実情をざっくばらんに聞くことができる場を提供してまいります。
※第14回ラウンジのプログラム詳細はこちらをクリック!