土木学会環境システム委員会 第84回環境システムシンポジウム
カーボンニュートラルと未来社会の展望 in 関西
1. 趣旨
地球温暖化に伴う気候変動によりわが国において農林水産業、水資源、自然生態系、自然災害、健康、産業・経済活動等への影響が顕在化しつつあります。地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、2015年にパリ協定が採択され、世界共通の長期目標として、世界的な平均気温上昇を工業化以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求することが掲げられています。この実現に向けて、2020年10月、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
このたび、土木学会環境システム委員会では、カーボンニュートラルの実現を目指し、一般公開シンポジウム「カーボンニュートラルと未来社会の展望 in 関西」を開催いたします。本イベントでは、カーボンニュートラルに関する最新の学術的な知見や大学の果たす役割、大阪・関西万博や大阪市でのカーボンニュートラルに向けた実践事例を共有し、参加者の皆さまに深い理解を促すことを目的としております。
2. 開催要領
日 時:11月2日(土) 14:30~17:00
場 所:関西大学千里山キャンパス(吹田市)100周年記念会館 (対面) および Zoomウェビナー配信 (オンライン併用)
テーマ:公開シンポジウム「カーボンニュートラルと未来社会の展望 in 関西」
参加費:無料
定 員:オンライン参加:200名(Zoomウェビナーで配信します)
現地参加:30名(ただし第52回環境システム研究論文発表会への参加者は除く)
#注意事項:環境システム研究論文発表会への申込者は、本シンポジウムへの参加登録は不要です。
話題提供(5人×15分)
① 脱炭素地域の実現をめざす環境システム研究
東京大学 藤田 壮
② カーボンニュートラルに向けた大学の果たす役割と関西大学CNRCの取り組み
関西大学 上田 正人
③ 気候危機下の未来に希望はあるか -エコ不安の実態と対策の提案-
滋賀県立大学 堀 啓子
④ 大阪関西万博での脱炭素の取り組み
(公社)2025年日本国際博覧会協会 川島 崇利
⑤ 御堂筋エリアでの脱炭素先行地域づくり
大阪市環境局 木下 巌
総合討論(60分)
登 壇 者 :講演者(5名)
ファシリテーター:荒巻 俊也(土木学会環境システム委員会・委員長、東洋大学・教授)
司会:中久保 豊彦(土木学会環境システム委員会・委員 大阪大学・准教授)
■参加申込について
期日10月31日(木)までに、土木学会の行事申込 < https://www.jsce.or.jp/events > より参加申込をお願い致します。
【対面参加】 https://www.jsce.or.jp/events/form/312402
【オンライン参加】 https://www.jsce.or.jp/events/form/3124021
オンライン参加のためにミーティング接続URLは、開催日が近づきましたら、参加申込頂いたメールアドレスにご案内させて頂きます。
※本シンポジウムの参加費は無料です。どなたでもご参加いただけます。
※同時に開催される第52回環境システム研究論文発表会(11月2~3日)への参加・聴講を希望される方は、別に参加申込が必要となります。
https://www.jsce.or.jp/events/form/312401
■CPDについて
本行事は、土木学会継続教育(CPD)プログラムの対象となります。(JSCE24-1346、2.4単位)
現地参加の方:CPD受講証明書をご希望の方は必要事項を予め記入した申請書を受付にご持参ください。
申請書類は こちら からダウンロードしてください。現地での受講証明書配布はございません。
オンライン参加の方:参加者向けにお送りする事後設問にご回答ください。後日、証明書をメールで送付いたします。
■連絡先 土木学会環境システム委員会
事務局担当 E-mail:envsys"at"ml-jsce.jp ※atを@に変更してください