・委員会名:水循環施設の合理的な地震・津波対策研究小委員会
・委員会の目的
本研究小委員会は、水循環施設(主に上下水道施設)を対象として、これらの施設やシステム全体に特に甚大な被害を与えている“津波(高潮)”“液状化”被害に着目し、専門領域を超えて研究・技術情報の交流を図り、より合理的な対策方法の研究を行い、その評価手法や設計手法の確立を行うことを目的としている.
・委員会の主な検討内容
水循環施設に関する研究小委員会はこれまで、H24~H30の期間において活動し、地震や津波が上下水道施設に及ぼす被害のメカニズムや要因などを分析した上で、被害を最小限にするための対策について研究を行ってきた。そして、シンポジウムの開催や論文発表などで発信してきた。ただし、未だ耐震設計実務レベルの検討に反映できる具体的な対策方法の提案は行えておらず、さらに、本年発生した上下水道施設での甚大な高潮(浸水)や液状化被害の検証なども重要である。そこで、本研究小委員会では、例えば改訂作業が始められた“水道施設耐震工法指針(日本水道協会)”に耐震設計法などの技術的知見に関する重要な情報を提供できるよう、検証実験や数値シミュレーションなど実施し、より具体的な評価方法や対策方法の検討を行うものとする。
・主な行事企画
水循環施設の合理的な地震・津波対策に関するシンポジウム(年1回程度)
活動期間等 2018年11月~2021年3月(3年)
・コアメンバー案
■委員長 :飛田哲男(関西大学) 【副委員長:有賀義明(弘前大学)】
■幹事長 :宮本勝利(日水コン) 【幹事長代理:小野祐輔(鳥取大学)】
■オブザーバー:宮島昌克(金沢大学)
■コアメンバー:【WG1】有賀義明(弘前大学)、渡辺高志(構造計画研究所)、有川太郎(中央大学)、坂下克之(大成建設)、安田誠宏(関西大学)、浅井光輝(九州大学)、西本安志(シバタ工業)
【WG2】飛田哲男(関西大学)、鍬田泰子(神戸大学)、小野祐輔(鳥取大学)、佐藤清(大林組)、宮本勝利、小西康彦(日水コン)、中澤博志(防災科学研究所)
・活動期間等
2018年11月〜2021年3月(3年)
年3回程度の委員総会および年2回程度のWG開催を予定。
なお、小委員会出席のための宿泊費や交通費等の旅費は支給されませんのでご了承下さい。
・応募方法
参加を希望される方は、
①氏名(よみがな)
②所属(組織名、部署、役職)
③専門とする事項、実務とする事項
④連絡先(TEL・E-mailアドレス)
を、2018年12月14日(金)までにE-mailの件名を「水循環施設の合理的な地震・津波対策研究小委員会委員公募」として、お送りください。
応募者数・内容によっては、ご希望に添えない場合がありますので、あらかじめご了承ください。