公益社団法人土木学会(会長 田中 茂義)は、2023年8月7日(月)に、「未来の土木コンテスト2022」の最優秀賞・優秀賞を受賞された未来プランナーへの副賞として、現場見学会を開催いたしました。
今回、(一社)日本建設業連合会、中日本高速道路(株)様、鹿島・大成JV様にご協力いただき、「新東名高速道路 河内川橋工事」の現場を見学させていただきました。
今回見学した現場は、神奈川県の丹沢山地西端に位置する急峻な谷部において、新東名高速道路の新しい高速道路橋として、河内川を横断する巨大アーチ橋をつくる工事です。河内川橋は、完成すると、全長771m、川からの高さ125mと日本最大級のアーチ橋になります。
河内川を渡河する位置にある一方の橋脚を間近で見学し、その橋脚から急斜面に設置されたインクライン※1に乗車して県道まで下り、対岸にあるもう一方の橋脚に移動して橋桁の断面も見学しました。
未来プランナーの子供たちは、大きな現場の迫力と最新設備を体感し、終始質問やメモをとるなどの熱心な様子も見られ、大盛況の現場見学会となりました。
未来プランナー、土木エンジニア、工事関係者皆さま
■行事名 | 「未来の土木コンテスト2022」副賞 現場見学会 |
■開催日 | 2023年8月7日(月)12:10~16:10 |
■見学場所 | 新東名高速道路河内川橋工事 神奈川県足柄上郡山北町湯触322-1 |
■発注者 | 中日本高速道路(株) |
■施工会社 | 鹿島・大成特定建設工事共同企業体 |
■主催 | 公益社団法人 土木学会 土木広報センター 市民交流グループ 未来の土木コンテストグループ |
■協力 | 一般社団法人 日本建設業連合会 |
■参加者 | 計34名 [未来プランナー(家族含む)、未来エンジニア、学会・日建連関係者] |
※1 インクライン:傾斜面を利用し、昇降させ資材を搬送する装置