H23年度
【抄録】:建設情報モデル小委員会は,土木構造物のライフサイクルで情報流通を実現するため,情報モデルのあり方について研究を行うことを目的に設置された小委員会である. 建設情報モデルに関する国内及び海外の事例調査やプロダクトモデルの仕様に関する検討を行った結果,プロダクトモデルの定義をトップダウンで行う方法だけでは,すみやかな普及は現実には困難であると考えた.建設分野の多様な業務プロセス・プレイヤ間における情報交換を行うためには,分散環境における統合データベースが必要と考え,ネットワークをインフラとする「情報ロジスティックス」または「データロジスティックス」という概念に到達した.
旧年度