2009年度、2010年度の2ヵ年間の活動報告書を掲載いたします。(こちら)
土木学会の「土木製図基準」が2009年末に改訂されたこと、および、SXF仕様の改訂と国土交通省「CAD製図基準(案)」との整合性を図るため、土木CAD製図基準の見直しを行いました。この期間の活動では通則編を改訂することとし、工種編については影響範囲の調査を行うにとどめ、改訂は保留することにしました。具体的な製図にあたっては通則編の改訂を念頭において、各工種編の影響する部分を読み替えて対応していただきたいと存じます。
土木における、属性セット利用を検討・整理し、また、2次元→3次元データ作成(地形データ)の事例研究 、3次元データ取得の事例研究および自動車業界で使用されている3次元単独図の土木分野への検討を行いました。
当小委員会は2002年6月から小委員会として活動を開始しましたが、2005 年末には念願の土木 CAD 製図基準(案)の通則およ び 16工種編が公開の運びとなり、その後、他の電子化基準の必要性調査や CADデータの有効利用 の調査研究を行ってきた。発足後 10 年経過し一応の役割を終えたものと判断しここで活動終了といたします。
なお、土木CAD製図基準(案)については情報利用技術委員会の所管とし、内外の情勢から改訂が必要と判断される場合には、改めて小委員会を立ち上げ改訂活動を行っていく予定です。
長い間活動に参加された委員の方々、貴重なご意見を賜った皆様方に深く感謝する次第です。