【報告】2012 大韓土木学会(KSCE)年次大会
土木学会が協力協定を締結する大韓土木学会(KSCE)の2012年度年次大会が、10月24日から25日にかけて、韓国・光州の全南大学において開催されました。
土木学会からは橋本鋼太郎次期会長(NIPPO)、山川朝生国際センター次長(日本工営)、江上和也国際センター韓国担当(エコー)、柳川博之国際センター長補佐、そしてラウンドテーブルの話題提供として矢吹信喜・土木情報学委員会委員長(大阪大学教授)、現地韓国分会からは李東郁韓国分会長(釜慶大学)が出席しました。
今回のKSCE年次大会参加の主な目的は、ラウンドテーブルミーティングにおける話題提供とJSCE-KSCEミーティングです。
特にJSCE-KSCEミーティングは、日韓両土木学会の交流活性化に向けた情報交換、意見交換を継続して行うことが必要であることから、昨年のKSCE年次大会から開始しています。
主な内容は日韓両学会のラウンドテーブルミーティングの共通テーマの検討や共同活動テーマです。また、土木学会が次期アジア土木学協会連合協議会(ACECC)の常設事務局になることが9月のACECC理事会で決定したことから、橋本次期会長からKSCEに対し、協力の申し入れを行い、KSCE次期会長のSim教授からは、ACECC活動の活性化にお互いに協力していこうという意見が述べられるなど、たいへん友好的な雰囲気のうち、JSCE-KSCEミーティングを終了しました。