行事コード:27308/略称:2回地震・津波シンポ
第2回 地震・津波に関するシンポジウム
〜社会資本投資額減少と弱者救済を視野にいれた水循環ネットワークのあり方〜
土木学会 地震工学委員会
水循環ネットワーク災害軽減対策研究小委員会
委員長 金沢大学教授 宮島昌克
平素は土木学会の活動にご理解、ご支援を賜り誠にありがとうございます。
さて、土木学会地震工学委員会「水循環ネットワーク災害軽減対策研究小委員会」では、国、横須賀市、鹿島学術振興財団、NPOの後援を得て、全国上下水道コンサルタント協会との共催で、標記のシンポジウムを開催いたすことになりました。
人口減少社会における公共事業費の減少により、これまで蓄積してきた社会資本整備技術が問われています。厳しい財政事情の下、低コストで効率的な防災ハード技術の開発や弱者救済のための災害時防災システムのあり方が一層求められていることになります。前者では、より低コスト・高性能の対地震・対津波構造(免震・免波構造)の開発や長周期・長時間地震動に起因する災害発生のメカニズムの解明とその対策法の開発などが期待されます。後者では、現在に至るまでの地域に根差し、住民を主役とする歴史と文化を再発掘・再発見することで、より地域に根差した防災システムの構築が期待されます。
本小委員会では、地震工学者を中核に産官学の幅広い研究者との連携により、防災に対する社会資本整備のあり方を研究しております。本シンポジウムは、本小委員会委員を中心にして、来るべき大災害に備える技術とは何か、現在の私たちの技術的対応は正しいのかを考える有用な話題提供や講演を予定しております。また、冒頭には我が国の水循環社会資本の整備に関わる大先立ちである、丹保憲仁先生にご講演を頂き、その上で私たち防災技術者が何をなすべきかを考えたいと思います。
当日は多数の皆様のご参加が得られれば幸いです。
シンポジウム開催概要
1.日 時 : 平成25年11月26日(火)10:00〜17:00
【9:30より受付開始 会場の都合上、9:30より前は受付不可能となります】
3.定員 : 150名
4.参加費 : テキスト代など含む
○ 土木学会会員・水コン協会員・自治体職員:3,000円
○ その他非会員:4,000円
○ NPO・学生:2,000円
5.申込方法
土木学会HPの「本部主催行事参加申込サイト」、もしくは、学会誌綴じ込みの「本部行
事参加申込書」に所定項目(特に行事コード番号)を明記の上,研究事業課宛までFAX
(03-3355-5278)にてお申し込みください.申込書が到着後,10日前後にて折り返し「参
加券」をお送りいたします.
*申し込みに関するお願い
・当日の受付時は大変混雑することが予想されます。当日参加申込の場合は、記入頂く作業等が発生するため、会場へお通しするまでに時間を要します。
このことから、出来る限り、事前に参加申込をして頂きますようお願い申し上げます。
・NPOに所属されている方は、通信欄に団体名を必ず記入願います。
記入が無い場合、非会員価格となりますことを予めご承知置き下さい。
・申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.なお,締切日以降の事前受付はいたしません.但し,定員に余裕がある場合は,行事当日に会場にて受付致します.
・申込後,やむを得ずキャンセルをされる場合は,必ず開催日の5日前(土・日・祝祭日を含まず)までに研究事業課宛ご連絡ください. ご連絡がない場合は,参加費を徴収させて頂きますので予めご了承ください.
5.プログラム及びCPD : 次ページ以降をご参照ください。
CPD=6.0
6.問合せ先 : 土木学会研究事業部 地震工学委員会担当 尾﨑史治
(メール連絡される場合は,●を@に変更して下さい)
第2回 地震・津波に関するシンポジウム
〜 社会資本投資額減少と弱者救済を視野にいれた水循環ネットワークのあり方 〜
土木学会 地震工学委員会
水循環ネットワーク災害軽減対策研究小委員会
主催:土木学会地震工学委員会・水循環ネットワーク災害軽減対策研究小委員会
共催:一般社団法人 全国上下水道コンサルタント協会
後援:国土交通省国土技術政策総合研究所
:公益財団法人 鹿島学術振興財団
:横須賀市上下水道局
:三浦半島地域防災懇話会
(三浦半島地域防災懇話会の御厚意により、午前中の講演については手話通訳がつきま
す。)
・開催日:2013年11月26日(火)10:00 〜 17:00
【9:30より受付開始 会場の都合上、9:30より前は受付不可能となります】
(下記プログラム名は仮です。)
時 間
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プログラム名
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講 師
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10:00〜10:05
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開会挨拶
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宮島昌克委員長
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10.05〜11:05
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(仮)人口減少下の水循環ネットワークのあり方
〜 共生社会への道標 〜
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丹保 憲仁
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11:05〜11:35
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過去の地震被害の特徴と教訓
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小長井 一男
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11:35〜12:05
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東海・東南海地震・津波に伴う相模湾一体の最大級津波予測
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藤間 功司
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12:05〜13:00
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昼休み・昼食
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13:00〜13:20
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横須賀市における津波対策等について
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長谷川 浩市
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13:20〜13:40
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人口減少社会における水道事業の持続性確保と機器監理体制
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日置 潤一
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13:40〜14:00
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下水道管きょの埋戻し部における耐震対策について
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小川 文章
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14:00〜14:20
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地域を主体とした小規模下水道システムのあり方
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池本 良子
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14:20〜14:40
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浸食海岸における養浜利用を試みたシールド工事建設泥土のリサイクル―新しい地産・地消の試みー
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高橋 達
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14:40〜15:00
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休憩
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15:00〜15:15
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救急施設への上水供給体制の現状と対応策
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宮島 昌克
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15:15〜15:30
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横須賀市における防災NPO活動について
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嶋 直子
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15:30〜15:45
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釧路地域の津波災害に対する実情と課題―最新の解析手法を用いた河川津波遡上解析結果と考察―
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中津川 誠
伊藤 丹
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15:45〜16:00
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低コスト・高効率な免震・免波構造の開発についてー沿岸域構造物の津波衝撃波低減と浸水防止を考慮に入れた免震構造物―
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竹内 幹雄
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16:00〜16:15
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SPH法による津波遡上解析と洗堀問題―新しい流体・構造物連成解析の事例と今後の発展―
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浅井 光輝
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16:15〜16:30
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残余のリスクを最小にするための津波波力実証実験施設と実験結果
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有川 太郎
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16:30〜16:45
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広域液状化災害の実態とそのメカニズムー新しい液状化災害発生のメカニズムと対応策・自然植生利用の可能性―
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飛田 哲男
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16:45〜17:00
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「京」コンピュータを使った広域地震・津波シミュレーション
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堀 宗朗
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17:00〜17:05
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閉会挨拶
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藤間功司副委員長
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