-屋外重要土木構造物の耐震性能照査指針の改訂-
土木学会原子力土木委員会では,原子力発電所屋外重要土木構造物である鉄筋コンクリート製地中構造物の耐震性能照査手法を高度化するとともに体系化を図ることを目的として,地中構造物の耐震性能照査高度化小委員会(委員長: 前川宏一横浜国立大学教授)を設置し,2015 年度から活動を行ってまいりました。この度,研究成果を反映して耐震性能照査指針の改訂を行いましたので,標記の講習会を開催させていただきます。鉄筋コンクリート構造物の耐震性能照査に関連する有益な情報を提供するとともに,会場の皆 さんからもご意見を頂戴することを意図して企画されたものです。ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。
■日 時:2018年10月23日(火) 13:00~17:00
■会 場:東京大学 浅野キャンパス 武田先端知ビル 武田ホール
■主 催:土木学会 原子力土木委員会 地中構造物の耐震性能照査高度化小委員会
■参加費:無料
■テキスト代:有料(指針・マニュアル・照査例・技術資料・DVD:10,000 円(消費税込み)当日現金販売)
※参加者の皆様
講演用原稿については,下記プログラムからダウンロード可能です。
各自印刷して持参いただくかくか,ノートPC等で閲覧してください。
(当日会場での配布は行いません)
■スケジュール:
司会:電力中央研究所 松村 卓郎
13:00~13:20 開会挨拶および技術の経緯(横浜国立大学 前川宏一小委員会委員長)
13:20~13:40 屋外重要土木構造物の耐震性能照査の現状(関西電力 両角浩典)
13:40~14:10 指針改訂の全体概要(電力中央研究所 松尾豊史)
14:10~14:30 機器・配管の機能維持に関する確認(電力中央研究所 永田聖二)
14:30~14:50 耐久性能照査(電力中央研究所 松井 淳)
14:50~15:10 休憩
15:10~15:45 材料非線形解析を用いた耐震性能照査(電力中央研究所 宮川義範)
15:45~16:20 プッシュオーバー解析を用いた耐震性能照査(電力中央研究所 島端嗣浩)
16:20~16:55 [関連研究] 屋外重要土木構造物の断層変位に対する評価手法の確立に関する研究(東北電力 山口和英,大林組 永井秀樹)
16:55~17:00 閉会挨拶(国際斜面災害研究機構 小長井一男原子力土木委員会委員長)
参加申込:事前参加申込は締め切りました。当日会場にて参加申込をお願いいたします(名刺をご持参ください)。
参加をご希望される方は,以下のサイトからお申込みをお願いいたします。
http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp
お問合せ先: 土木学会事務局 研究事業課 丸畑 Tel: 03-3355-3559,E-mail: maruhata@jsce.or.jp
結果報告:講習会には,電力,ゼネコン,コンサル,メーカー,官公庁,大学など合計240名の参加がありました。アンケート・質問には,合計21件の回答があり,「改定された新指針について,各章ごとそれぞれにご専門の方々に今回の変更点について丁寧にわかりやすくご説明いただき,とても勉強になりました。」などの感想をいただきました。どうも有難うございました。
※講習会テキストの残分については,土木学会刊行物HPの「講習会テキスト類」から購入可能です(無くなり次第,販売終了)。
添付 | サイズ |
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土木学会継続教育(CPD)プログラム認定通知書.pdf.pdf | 91.58 KB |