土木学会平成27年度全国大会 研究討論会
「東北地方太平洋沖地震津波を踏まえた 津波評価技術」
日時:2015年9月16日(水)14:40-16:40
場所:岡山大学津島キャンパス工学部5号館第15講義室
参加費:無料
70名以上の方々に参加いただきました。ご参加いただいた皆様をはじめ,関係するすべての方々にお礼を申し上げます。
主題:
東北地方太平洋沖地震とそれによる巨大津波は未曾有の大災害となった。この巨大津波は福島第一原子力発電所の事故の主要因と言われている。このような巨大津波災害を踏まえて,原子力発電所の安全性向上において必要な津波評価技術とはどうあるべきであろうか。 原子力土木委員会津波評価小委員会は,2002年に「原子力発電所の津波評価技術」を技術書として取りまとめた。今回,東日本大震災の教訓を踏まえた上で,これまでの成果を加えて,この技術書の改訂版(案)を作成した。本討論会では,改訂版(案)の概要を報告し,その方向性について議論する。
話題提供者
座長:丸山久一(長岡技術科学大学,原子力土木委員会委員長)
主旨説明:高橋智幸(関西大学:津波評価小委員会委員長)
地震専門家:平田賢治 防災科学技術研究所
津波専門家:佐藤愼司 東京大学
地震工学(リスク論)専門家:糸井達哉 東京大学
津波評価技術(改訂版)の概要:津波評価小委員会幹事団
松山昌史 電力中央研究所
木場正信 エングローブコンサルタント
藤井直樹 東電設計
プログラム
(A) 津波評価技術の改訂版に関する発表
1.東北地方太平洋沖地震津波後の原子力土木委員会の活動について(丸山)
2.津波評価小委員会の活動について(高橋)
3.原子力発電所の津波評価技術改訂版について
(1) 2,3章(松山)
(2) (4~5章)決定論,確率論(木場)
(3) (6章)数値計算法(藤井)
(B)パネルディスカッション
座長:丸山
パネリスト:佐藤,平田,高橋,糸井
研究討論会のページ(【研15】を参照してください。:土木学会全国大会web)
以上