本委員会は、その活動の根幹となる事項を定めている。
本委員会では「情報利用技術」を『社会基盤整備事業において情報通信技術を利用し、そこで得た情報をうまく使うこと』と定義する。
また、学会の使命としては、
の3つがJSCE2010に記載されており、委員会内規にも委員会の使命が記載されている。
これらを踏まえて委員会の方向性を以下の3ビジョンに整理する。
ビジョン1体系化された学問”土木情報学”とすることで、情報利用技術および本委員会の社会的地位を向上させる。 ビジョン2社会基盤整備事業を通じた情報の”再資源化”を可能とする技術や仕組みを目指す。 ビジョン3情報利用技術の高度化による新たな”社会資本整備事業”の領域を探索し、さらに新たな情報利用のあり方を開拓する。 |
| ビジョン1: | 体系化された学問”土木情報学”とすることで、情報利用技術および本委員会の社会的地位を向上させる。 |
| ”土木情報学”を体系化するためには、情報通信技術の適用対象領域(ビジネス領域)としての「土木」の体系と「技術」の体系としての情報通信技術との組み合わせを前提に考えていく必要がある。この枠組みを前提とした有力なアウトプットの一つとして「教科書」が考えられる。このような教科書ができあがれば、教育カリキュラムを計画でき、学生が体系だって”土木情報学”を学ぶことが可能となり、委員会への参加者が増えることにもつながる。この結果、参加者が増えることで、社会的地位も向上することが期待される。 | |
| ビジョン2: | 社会基盤整備事業を通じた情報の”再資源化”を可能とする技術や仕組みを目指す。 |
| 社会基盤整備事業の中では、多くの情報が生成されるが、それらが何の障壁もなく(法律や制度、精度、場所の問題を解決済みで)利用できるようになるためには、現状の技術や制度では不十分である。特に電子化された情報(データ)は、再利用することでその価値が向上するため、再資源化するための技術や仕組みについて、積極的に研究を行い、その成果を外部発信することで、自らの存在価値を高める。 | |
| ビジョン3: | 情報利用技術の高度化による新たな”社会資本整備事業”の領域を探索し、さらに新たな情報利用のあり方を開拓する。 |
| 社会基盤整備事業を「情報利用技術の高度化」というキーワードで探ることで、新たな情報利用のあり方を模索する。このことを実現するために、他分野の学会と交流したり、学生会員や女性会員の意見を取り込んだり、さらには外部への情報発信を行なう。新たな情報利用のあり方が段階的に明らかになることで、新たな情報利用に関する研究課題を明らかにするとともに、多くの投稿論文の導出と広く産学官からの参加者の増加が期待できる。 |
以上の3つのビジョンを踏まえ、2015年度達成を目途にアクションプランを作成した。
| アクションプラン | 実 施 内 容 | 進捗状況 | ||
| 1 | 小委員会評価方法の確立 | 評価項目の選定、委員会評価基準との整合性の考慮、評価時期・頻度の検討、評価に対する対処(小委員会継続判断含む)の検討 | 完了 試行運用 |
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| 2 | 指定課題、自由課題による委員会体制の確立 | 「土木情報学の体系化」を検討する小委員会の設立 | 「土木情報学体系化特別小委員会」を設立する | 完了 |
| 3 | 「土木分野におけるセンサ利用技術」を研究する小委員会の設立 | 「センサ利用技術小委員会」を設立する | 完了 | |
| 4 | 指定課題・自由課題制度の運用ルール作成 | 研究課題の設定および研究活動のフォローについて、その手続きを明確化する | 完了 | |
| 5 | 他業種とコラボレーション | 他委員会や他分野の組織との交流推進 | 他業種との交流を深めることで、社会背景、他業種から見た建設業の存在・意味などを再認識し、社会的ニーズに合った活動を行なう。 | 進行中 |
| 6 | コラボレーションする体制の検討 | 土木情報学の体系で不足している部分を、コラボレーションすることにより課題抽出・調査研究する新たな体制を検討する | 完了 | |
| 7 | 情報発信の推進 | プレス発表、公開シンポジウム、公開セミナー、ホームページなどによる情報発信および広報活動を推進する | 進行中 | |
| 8 | 学生ニーズの調査 | 学生との意見交換会の実施 | 委員会の紹介、土木分野の業種や各社紹介などの就職活動に役立つ情報の提供、学生達が土木分野に期待していることの情報収集等を目的に意見交換会を行い、学生ニーズを踏まえた委員会活動への提言を目指す | 完了 |
| 9 | 学生が参加できる定期的な場の設定 | シンポジウムでの学生フォーラムの開催など、学生が参加できる場を提供する | 一部実施 | |
| 10 | 情報を再資源化するための技術や仕組みの研究推進 | 次の指定課題とすべく、基本的な取り組み方針を具体化し新たな小委員会を設置する | 検討中 | |
| 11 | 新たな”社会基盤整備事業”を開拓のために必要な情報利用のあり方の検討 | 検討中 | ||