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道路橋床版の点検診断の高度化と長寿命化技術に関する小委員会

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設立趣旨

◆小委員会の設立趣旨

 道路橋床版の第5期目の小委員会「道路橋床版の複合劣化に関する調査検討小委員会(2013.05~2016.04)」では、輪荷重の疲労による損傷に加え、塩害、凍害、ASR(アルカリシリカ反応)、中性化よる複合劣化も対象とした「道路橋床版の維持管理マニュアル2016(鋼構造シリーズ27)」、および「道路橋床版防水システムガイドライン2016(鋼構造シリーズ28)」を成果として取り纏めました。これらの刊行物は、各管理機関における5年に一度の橋梁点検と長寿命化修繕計画の維持管理サイクルで、重要な情報を提供できるものと期待しています。

 一方でわが国では、凍結防止剤に頼る雪氷管理、ASRの原因となる反応性骨材が全国的に分布すること、建設後50年を超える橋梁の割合が増えることによる中性化問題の顕在化など、今後は凍害を含めて複合劣化による損傷事例がさらに増えることが予測されています。これらの床版損傷は米国の状況と類似するところがあり、米国では床版の維持管理サイクルの方向性として、床版取替えに至る前の床版損傷の早期把握と適切な延命化・長寿命化対策により、維持管理費を大幅に節約しようとしています。

 この方向性はわが国でも同様であると考えられ、第六期目の道路橋床版に関する小委員会では、疲労に加え複合劣化を対象とした①点検診断技術の効率化と高精度化、②更新や修繕の判断・評価方法、③新材料や新工法の適用による延命化・長寿命化技術について調査を行い、維持管理サイクルのPDCAをまわす上で有用な成果物をまとめる予定です。ここで延命化・長寿命化技術とは、コンクリート橋面舗装を含む舗装構造や、床版防水システムを代表とした防水・排水性向上の技術など、既設床版のみならず新設床版にも適用できる技術も対象とします。

 

◆活動方法

 小委員会の下に各技術課題に沿った分科会またはWGを設置します。活動方法として、全体委員会を3~4ヵ月に1回、その間に分科会・WGの活動を適宜開催いたします。また有識者による講演会や現場見学会なども企画していくほか、定期的に開催している「道路橋床版シンポジウム」も継続し、小委員会の成果報告や一般論文公募も実施していきます。

 

◆活動期間

 3年間 (2017年5月~2020年4月)

(c)Japan Society of Civil Engineers