土木学会では、今回の町田市におけるモデル事業の成果として、管理システムを開発しました。
(公社)土木学会技術推進機構では、「アセットマネジメントシステム実装のための実践研究委員会(委員長:東京大学 小澤一雅)」において、地方公共団体における持続可能なアセットマネジメントシステムの体制構築を目的に、いくつかの地方自治体をモデルに検討を行ってきました。
その一つとして東京都町田市が抱える課題である舗装及び橋梁の管理計画と実態の乖離を取り上げ、その原因と解決策の検討を行いました。
解決策のうち「舗装管理システム」及び「橋梁管理システム」は、直近の点検結果を基に短期の管理計画を策定するもので、町田市においてその有用性を確認することが出来ました。
ついては、他の地方公共団体にも広く活用して頂けるよう本システムを地方公共団体向けに無償公開することにいたしました。
これらの管理システムを利用することで、職員の手で容易に予算に見合った短期の管理計画を策定することができます。また、策定した管理計画は予算要求への説得性のあるエビデンス資料にもなるため、地方公共団体が抱える課題(人手不足・技術力不足・予算不足)の解決の一助になると考えます。
ダウンロードの内容には以下のものが含まれます。
①「舗装管理システム」及び「舗装管理システム使用マニュアル」
②「橋梁管理システム」及び「橋梁管理システム使用マニュアル」
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EULA_2020.pdf | 134.45 KB |