普通(ふつう)の暮(く)らしのためには、 どこかで、誰(だれ)かが、 道(みち)や緑(みどり)や川(かわ)の事(こと)を考(かんが)えていくことが 必要(ひつよう)なのかもしれません。
それを考(かんが)えていくのが、 土木(どぼく)の仕事(しごと)です。
土木は、 英語でCivil Engineeringといいます。 このCivilとは「市民」「文明」という意味です。 つまり、土木(Civil Engineering)とは、 「市民のための工学」 あるいは 「市民の文明的な暮らしのために、 人間らしい環境を整えていく仕事」 を意味する言葉なのです。