土木学会論文集 土木技術者実践編集小委員会(63小委員会)サイトへようこそ!
F5分冊編集小委員会から名称が変更になりました.
土木工学は土木に関わる諸事業を通じて公益に資するものです.したがって,それら諸事業を支える構造や土質,水理や計画等の種々の「要素技術」の深化が必要です.しかし,それら諸事業の成功は,それら各種の要素技術を「総合化」「統合化」する土木技術者個々人の具体的個別的な「実践」があった時にのみに限られます.
本論文集は,個々の要素技術の深化に関わる論文集ではなく,そうした土木技術者の「実践」そのものを論ずる論文集です.すなわち,諸種の実践の中でもとりわけ「新規性」と「有用性」を携えた,例えば,
- 技術融合や総合工学の実践
- 事業化および事業の実践
- 国際貢献・開発支援の実践
- 技術開発・未来技術・将来構想に関する実践
- 人材育成・土木技術者の役割と姿・工学者倫理に関する実践
- 事例研究・ベストプラクティス(最適実践)研究
- その他,土木技術者による公益に資する種々の実践
といった土木技術者の実践そのものの全体像を報告したり,
- 土木技術者実践に関わる「制度論」
- 土木技術者実践に関わる「組織論」
- 土木技術者実践そのものに関する「リーダーシップ論」
- 土木技術者実践そのものに関する「規範論」
- その他,土木技術者実践に関わる種々の論説論文
といった,土木技術者の実践に関わる基本的な考え方を論じたりするための論文集です.そうした論文を掲載することを通じて,日本内外の現場における土木の実践の質的向上を期し,ひいては公益の増進を期すことが,本論文集の目的です.
※本分冊の考える「実践」とはどういうものなのかをまとめた資料を以下にアップしました(2020年6月4日).
本分冊への投稿をご検討されている方はぜひ一読ください.また,詳細は編集方針をご確認ください.
なお,本分冊において,特筆すべき事項がある場合,本サイトに記載します.土木学会論文集共通事項につきましては,土木学会論文集編集委員会サイトを参照してください.