河川観測高度化小委員会では,オンライン雑誌・河川観測の新時代を発行しています.
論文の位置づけ
河川観測の新時代は、水文過程や河川環境の計測に携わる技術者向けの雑誌です。水文過程は水と物質(溶存物質、土砂、流木等)を含み、河川環境には、水面下・水面上の地形や地表・地表下の特性を対象とします。この雑誌は、科学的および工学的な側面からの水文観測の進歩に焦点を当てています。また,省コスト手法によりこれまで河川観測が不十分であったフィールドへの適応にも注目します。観測手順や装置のセットアップについての詳細な記述や、結果についての詳細な議論が推奨されています。また、考察を添えた失敗事例報告についても本雑誌では積極的に受け入れます。
そのほか、水文観測の進歩に関連した組織的な議論も歓迎します。いろんな国の水文観測の事情がわかって,お互いに刺激し合う場とし,結果として国内外の水文観測の高度化が進むというのが狙っているところです.
投稿規定
言語:英語か日本語
投稿料無料,オンライン発刊のみ
論文:4から10ページを標準 *
総説:4から10ページを標準 *
報告:4から10ページを標準 *
論説:1から2ページ,巻頭言や案内など
(* それより長いものは編集部と相談)
様式:土木学会論文集のものを利用
著作権:土木学会
倫理規定:土木学会のものに準ずる
投稿・問い合わせ先
投稿や編集部への問い合わせについては,hydrometry@ml-jsce.jp へメールにてご連絡ください.初回の投稿時には原稿のPDFファイルを添付ください.
投稿は随時受け付けます.
査読規定・体制
二名の独立で投稿者に匿名とする査読者を,担当者が割り振る.
担当者は,記事の内容と査読候補者の専門領域の対応を元に,査読者を決定する.
記事は以下の観点のうち,少なくとも一つの観点において,優れていることをもって採否を判断する.
水文観測技術の高度化と普及に資する
方法や観測対象に独自性がある
得られたデータに重要性がある(失敗も含む)
編集体制
編集体制は以下のとおりである
- 編集長:椿涼太(名古屋大学大学院工学研究科)
- 編集委員:小委員会の委員
- 国際編集委員
発行スケジュール
一年に一号