コンクリート委員会「締固めを必要とする高流動コンクリートの施工に関する研究小委員会(委員長:渡辺博志 土木研究センター)」では,全国生コンクリート工業組合連合会,一般社団法人全国コンクリート圧送事業団体連合会,コンクリート用化学混和剤協会の3団体,セメント会社2社,建設会社20社の共同委託を受け,指針の策定を行ってきました.コンクリート委員会での審議,承認を経て,多くの現場に幅広く普及を図るために必要不可欠な「締固めを必要とする高流動コンクリートの配合設計・施工指針(案)」が出版されることとなりました.本指針ではフレッシュ性状確認のための新たな試験方法を提案しており,土木学会規準としてコンクリート標準示方書規準編に示されるとともに本指針にも収録しています.新たな試験方法および品質目標値の設定にあたって,実証試験を実施し可能な限り技術的根拠を明確になるよう検討しており,本指針の資料編には,こうした検討結果も収録しています.このたび,指針をテキストとした講習会を開催することとなりましたので,奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます.
●主催 :土木学会(担当:コンクリート委員会256委員会)
●日時 :2023年2月22日(水)13:20-17:00
●場所 :土木学会講堂/オンライン(ZOOM)
●参加費 :会員8,000円,非会員10,000円,学生会員3,500円,非会員学生6,000円(テキスト1冊と吉田博士記念基金*への寄付金 500 円を含む)
*吉田博士記念基金は故吉田徳次郎博士のご業績を讃えて設立された基金で,吉田賞(コンクリートに関する優秀な業績,論文に授与される賞)や若手コンクリート研究者に対する吉田研究奨励金等が授与されています.
●定員 :オンライン視聴参加200名,会場参加30名(申込先着順)
●プログラム(予定:変更となる場合がございます)
13:20‐13:30 開会挨拶 渡辺 博志(土木研究センター)
13:30‐14:00 指針の構成および本編 加藤 佳孝(東京理科大学)
14:00‐14:30 資料編I編 蔵重 勲(電力中央研究所)
桜井 邦昭(大林組)
14:30‐15:20 土木学会規準,資料編IV編,II編 橋本 紳一郎(千葉工業大学)
15:20‐15:30 休憩
15:30‐16:30 施工標準,資料編III編,検査標準 上野 敦(東京都立大学)
坂井 吾郎(鹿島建設)
16:30‐16:55 資料編Ⅵ編 南 浩輔(前田建設工業)
16:55‐17:00 閉会挨拶 浦野 真次(清水建設)
●申込方法
土木学会ホームページ(https://www.jsce.or.jp/events)からお申込みください.
お申込み後のキャンセルはできませんのでご注意ください.
申込締切日前に定員に達している場合がございますので予めご了承ください.なお,締切日以降の受付はいたしません.
申込み期限:クレジットカード決済:2023 年 2 月 15 日(水)
コンビニ決済:2023 年 2 月 8 日(水)
●問い合わせ先
土木学会 研究事業課 コンクリート委員会 担当事務局宛
Mail:ssk★jsce.or.jp(★ を@に変えてください)
(11) その他
オンライン参加用のZoomのアクセス URL および会場参加の詳細は,開催日の前日までに、参加申込時の記入メールアドレス宛に連絡します.テキストは事前(2月13日以降に順次発送予定)に別途送付致します.
参加申込者限定として講習会後 1 週間程度(2月24日~3月6日17:00),動画を視聴できるようにする予定です.
●CPD単位について
土木学会認定 CPD プログラム:JSCE22-1617(3.4単位)
●各CPD システム利用者への対応について
CPD単位の取得には行事への事前申込みかつ事後設問の回答が必須になります.
・土木学会 CPD システム利用者様:参加者ご自身によるCPDシステムへの「自己登録」をお願い致します.
・建設系 CPD 協議会加盟団体 CPD システム利用者様:各団体のルールに沿って,CPD 単位の申請をお願い致します.
※土木学会以外の団体に提出する場合の方法等は提出先団体に事前にご確認ください.
土木学会で証明する単位が各団体のルールにより認められないことがあります.
土木学会では他団体の運営する CPD 制度に関しては回答致しかねます.