【研究テーマ】
建設分野へのDTPD(Digital Technical Product Documentation:デジタル製品技術文書情報)の適用に対する有効性の研究
【研究の目的】
DTPDはJIS B 0060 で定義された,3DAモデルを中核として,製品製造に関連する各工程,例えば,解析,試験,製造,品質,サービス,保守等に関する情報が連携した製品製造のためのデジタル形式の文章情報である.
製品をデジタル形式の情報で表現することで,従来に比して更に精度よく,明確に,効率的に,その情報の作成者と使用者との間で要求事項を確実に伝達させることができる.また,製品の研究開発・生産の各プロセス,更に顧客に関わる全てのプロセスにおいて,その情報を活用できるようになる.
本研究では,製造分野で活用されているDTPDに着目し,製造分野の活用事例の調査を通じて,建設分野におけるDTPD適用による有効性や具体例を研究し,それに基づく情報発信を行うものである.
【研究の計画】
【予定成果】
建設分野におけるDTPD適用による有効性や具体例を示した論文の執筆
【成果の公表予定】
研究成果の土木学会全国大会年次学術講演会や土木情報学シンポジウムでの発表
【活動期間】
2023年6月1日~2025年5月31日(2年間)