2016年4月15日
公益社団法人土木学会土木情報学委員会
道路業務プロセスモデル検討小委員会
小委員長 山崎元也(東京農業大学)
近年,BIM/CIMに代表される新しいデータモデルが紹介され,国土交通省が推進するCIMの導入や普及活動が広がっています。CIMはCALS/ECに続く新しい潮流として期待されています。
土木学会の道路業務プロセスモデル検討委員会では,2012年10月5日(金)に第1回データモデルセミナーとして,今後「道路データモデル」を提案していく上で必要となるデータモデルを使用するメリット,CIMを含めたデータモデルの将来像,活用例を紹介しました。また,2013年10月24日(木)には第2回データモデルセミナーを,2015年5月14日(木)には第3回データモデルセミナーを開催し,CIM技術のこれまでの取り組みと今後の展開,自治体向けのデータモデルのあり方,3Dプリンタの現状と将来性,データモデルの定義・将来像並びにデータモデルを用いた3Dのデモを紹介することで,データモデルに対する有効性の確認や更なる理解を深めて頂くことができました。
そこで,今回の第4回データモデルセミナーでは,「国内外における3Dデータモデルの様々な展開と普及」と題し,i-Constructionの動向,CIMの将来像,トンネルを対象にした3Dデモ,海外向けのデータモデルのあり方,自治体向けのデータモデルのあり方,新たな展開をみせる3Dプリンタの土木への適用などを紹介することで,データモデルの有効性・可能性を実感して頂けると思っております。多数の皆さまのご参加をお願いいたします。
記
●日時:2016年6月23日(木) 13:30~17:10
●場所:土木学会 AB会議室
〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目無番地外堀公園内 TEL.03-3355-3559
●定員:70名
●参加費用:無料
●CPD認定番号:JSCE16-0265,3.5単位
●参加申し込み:土木学会HP「本部主催行事の参加申し込み」より申込みください。
●プログラム: 司会:保田敬一(NEXCO中日本)
開会挨拶 13:30~13:40 山崎元也(東京農業大学)
小委員会活動の概要 13:40~13:50 青山憲明(国土技術政策総合研究所)
特別講演(1)JACICが考えるCIMの将来 13:50~14:35 小路泰広(日本建設情報総合センター)
休憩 14:35~14:40
特別講演(2)i-Constructionのデータモデル 14:40~15:25 尾畑圭一(川田テクノシステム)
休憩 15:25~15:30
山岳トンネルのプロダクトモデル 15:30~15:50 羽田野 恒(NEXCO東日本エンジニアリング)
日本版道路業務プロセスモデルを新興国に輸出するためのアプローチ
15:50~16:10 丸山 明(アイ・エス・エス)
3Dプリンタの土木への適用性と将来性 16:10~16:30 鶴木裕一(エムティシー)
地方公共団体向けのデータモデルの検討 16:30~16:50 和泉 繁(大日本コンサルタント)
質疑応答 16:50~17:00
閉会挨拶 17:00~17:10 和泉 繁(大日本コンサルタント)
※特別講演(1),(2)は若干の質疑応答を設けます。
以上