土木学会パンデミック特別検討会(委員長:家田 仁 土木学会会長)では、世界中がパンデミックを経験したこの新たな未来を「ポストパンデミック時代」と位置づけ、COVID-19災禍を踏まえた社会とインフラに関して現状認識及び今後の方向性について幅広い視点で議論してまいりました。この度、従来型のインフラを水平的に展開することに留まらず、既存の制約を乗り越え、新技術をも駆使して、ポストパンデミック時代のインフラの進化と転換―すなわち「垂直展開」を進めることが重要であると考え、積極的なパラダイムシフトの推進と「防疫」社会の具体的実現に向けた新しい認識と声明をとりまとめましたので、公表いたします。