土木学会建設用ロボット委員会では建設分野におけるロボット技術の開発と普及に向けた取り組みを行っています。建設用ロボット委員会には4つの小委員会が設置され、それぞれの分野で専門的に研究等を行っています。
維持管理小委員会では、人による作業の負担軽減や人材不足の解決を目的に、維持管理の分野でのロボット技術の導入・革新をめざして調査研究を行っています。これまで、土木学会年次学術講演会における研究討論会を開催するなど、維持管理の分野で広く研究成果が活用されることを願って、技術情報を発信する活動を行ってきました。
今回は、研究の初期段階として、「除草(草刈り)のロボット化をめざして」を題材とした講演会を行います。本講演会の内容は、維持管理業務の中で、人による作業のために大きな負担となっている「除草(草刈り)」に着目したものです。除草のロボット化のニーズとシーズのほか、土木技術とSDGsについてもトピックスとして、維持管理業務のロボット化に関する最新の話題を予定しております。
本講演会を通じて、益々重要性が増す維持管理業務の持続的な成長や新しい技術による業務革新と社会実装をめざします。
会員・非会員を問わず維持管理実務に携わる方々のご参加をお待ちしております。
なお、本講演会は土木学会継続教育CPD プログラム(2.0単位)です。
○主催:
公益社団法人 土木学会 建設用ロボット委員会 維持管理小委員会
○日時:
2019年10月25日(金) 14:30~16:30(開場14:00予定)
○場所:
土木学会 講堂(JR四ッ谷駅下車徒歩5分)
○プログラム・講師:
14:30~14:35 小委員会の紹介および趣旨説明 池田隆成(小委員長:東日本高速道路株式会社)
14:35~15:05 基調講演「土木技術とSDGs -「22世紀の国づくり」に向けたステップ-」 名古屋大学准教授 中村晋一郎
15:05~15:20 建設用ロボット委員会維持管理小委員会のロボット化の考え方 玉井賀行(委員:株式会社協和エクシオ)
15:20~16:30 技術討論(除草作業を事例としたロボット化のニーズ、シーズ)
池田隆成(小委員長:東日本高速道路株式会社)
和田好史(委員:東京電力パワーグリッド株式会社)
東急グリーンシステム株式会社
和同産業株式会社
ケルヒャージャパン株式会社
16:30 閉会挨拶 木川田一弥(建設用ロボット委員会幹事長)
全体司会:水野光一朗(事務局長:東日本旅客鉄道株式会社)
※講演タイトル・講演者につきましては、変更となる場合があります。予めご了承ください。
○参加費:
無料
○問合せ先:
公益社団法人 土木学会 研究事業課 担当:丸畑明子
TEL:03-3355-3559 / FAX:03-5379-0125 / E-mail:maruhata@jsce.or.jp
添付 | サイズ |
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1 基調講演「土木技術とSDGs -「22世紀の国づくり」に向けたステップ-」.pdf | 1.89 MB |
2 建設用ロボット委員会維持管理小委員会のロボット化の考え方.pdf | 1.55 MB |
3 技術討論① NEXCO東日本.pdf | 3.75 MB |
4 技術討論② 東京電力PG.pdf | 1.15 MB |
5 技術討論③ 東急グリーンシステム.pdf | 2.18 MB |
6 技術討論④ 和同産業.pdf | 28.79 MB |
7 技術討論⑤ ケルヒャージャパン.pdf | 2.64 MB |