「平成23年東北地方太平洋沖地震」への対応などの事情に鑑み、3月15日~21日に予定しておりました第二次調査団の派遣及び4月5日開催予定の報告会につきましては、中止致しました。
昨年9月にも大きな地震に見舞われたニュージーランド南島のクライストチャーチで、2月22日午後0時51分(日本時間同午前8時51分)に、クライストチャーチ郊外5キロの深さ4キロ付近を震源とするマグニチュード6.3の地震が発生しました。
この地震に対し、(社)土木学会(会長:阪田憲次)は、2月23日災害対策本部(本部長:古木専務理事)を設置し、関係機関との調整の上、地震工学委員会地震被害調査小委員会の川島一彦委員長(東京工業大学教授)を団長とする緊急被害調査団(第一次)を3月1日現地に派遣致しました。
引き続き、立ち入り制限が解除された地域の液状化と土木構造物被害を調査するとともに、ライフラインの構造被害と機能回復過程の確認、並びに応急復旧、復興に向けての意見交換のため、第二次調査団(団長:宮島昌克 金沢大学教授)を派遣することと致しました。
今後の調査に関する情報は、学会ホ-ムページなどで随時お知らせすることと致します。なお、第二次調査団の報告会は4月5日(火)を予定しています(時間、会場など詳細はおって公表)。
【調査団構成(第二次)】
団長 宮島昌克(金沢大学 教授/専門:ライフライン地震工学)
団員 鈴木 顯(東京都水道局/専門:上水道)
団員 幸左賢二(九州工業大学 教授/専門:コンクリート構造)
団員 竹田周平(福井工業大学 講師/専門:橋梁工学)
連絡責任者 宮島団長(携帯090-5684-0894、miyajima@t.kanazawa-u.ac.jp)
【調査行程】
平成23年3月15日(火)離日~3月21日(月)帰国
【問合せ窓口】
(社)土木学会 事務局長 佐藤 恒夫 03-3355-3442 office@jsce.or.jp