Welcome to the site of "Reseach Sub-committee of Autonomous Walking Robot to Replace Construction Workers”
We have started this sub-committee in June 2016 due to the following circumstance around construction site.
In first reason, speed of development of computer is very high. In second reason, construction worker is very short in japan due to severe emigrant policy. In third reason, it is impossible for industrial robot to work in construction site due to severe condition. In fourth reason, this market is estimated to be over $4.6 billion per year in 2040
As a result of reserch, we made the attached documennt "Timeline for development of autonomous walking robot for each function to replace construction workers".
建設技術研究委員会 作業員に代替する自律型歩行ロボット小委員会サイトへようこそ!
本小委員会は建設を取り巻く以下の社会環境を考え、2016年6月に発足しました。
(1)コンピュータ能力の発達
近年コンピュータの集積能力上昇とディープラーニング(深層学習)を始めとしたソフトウエア技術の発達で、自分で判断可能な歩行型ロボットが実現されつつある。その開発対象は、人間が近づくことが不可能で自律した作業が必要な災害作業ロボットや、兵士代替が主となっている。
(2)建設作業員の不足
対して、建設現場では作業員の不足が叫ばれて久しいが、入国管理上の制限で単純労働者の入国が不可能で、諸外国のような外国人による代替は日本国内では不可能となっている。この入国管理上の制限が今後とも継続すると想定されるので、ロボットの建設現場への導入が、作業員不足(2040年において47万人)を根本から解決する手段となりうる。
(3)産業用ロボットでは対応不可能
さらに、建設現場においては工場と異なり、日々作業エリアが変化し、その床もいろいろな建設材が置いてあり、それをかわし、あるいは鉄筋などの上を移動し、切梁をくぐり、階段を昇降するなどの複雑な状況下での作業となり、工場を対象とした産業用ロボットでは対応不可能であり、自律型歩行ロボットが必須の機能となる。
(4)大きな市場規模など
この自律型歩行ロボットによる作業員の代替市場は非常に大きく(年間4,600億円を想定)、従来の建設重機メーカーばかりでなく、グーグルや自動車会社等の他産業からの参入が期待される。また、1年2年の実現を目指した短期的な調査研究テーマではないため、総合評価形式入札関連の技術などでみられる社外へのクローズ化を図る必要がないので、参加各社の相互協力が得られやすい。
この自律型歩行ロボットの技術動向を調査することにより、10年20年単位での実現可能な時期等を想定するとともに、研究者に供するデータベースを作成するものです。
本小委員会は、2018年3月に終了しました。以下の成果品「(公開版)作業員に代替する自律型歩行ロボット調査研究報告書20180514」をまとめましたので参照ください。