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【報道発表】積雪時等の移動前に役立つ新サービスの実証実験を、全国で初めて青森で実施

投稿者:中島 敬介 投稿日時:水, 2015-12-09 14:00

2015年12月9日
公益社団法人土木学会
特定非営利活動法人青森ITSクラブ

積雪時等の移動前に役立つ新サービスの実証実験を、全国で初めて青森で実施

公益社団法人土木学会(東京都新宿区、会長:廣瀬 典昭)は、特定非営利活動法人青森ITSクラブ(青森県青森市、理事長:阿部 一能)と連携し、青森県下の道路・鉄道・バス・航空等の交通支障の大きさを、新たに開発した総合評価指標を用いて一元的に情報提供する実証実験を実施します。
陸海空の交通手段の遅延、通行規制等の情報を総合的に評価して、地域全体の交通支障の深刻度合いを一元的に情報提供する取り組みは全国初であり、実証実験により総合評価指標の有効性が確認できれば、さらなる検討を進めた上で全国への展開を目指します。 

土木学会では、2004年度から「実践的ITS研究委員会」を設置し、多くのITS(高度道路交通システム)の研究を行うとともに、国内外への発表を行ってきました。2011年7月には、電気学会と連名で緊急提言「ICTを活用した耐災(防災・減災)施策」を発表するなど、防災・減災に関しても積極的な活動を行っています。

近年は、平常時に加え、積雪時などを含む小規模、あるいは地震・台風等の大規模な災害時の両面で活用可能な都市・地域交通におけるITSの研究を推進してきました。この一環として、冬季の積雪時等における移動の安全性、円滑性の確保が課題となっている青森県をフィールドとして、地域の交通支障の深刻度合いを、新たに開発した総合評価指標(交通シビアリティ指標)を用いて情報提供する実証実験を2016年1月31日まで実施します。

※あおもり交通情報(http://aomori.cc/traffic/)について

「あおもり交通情報(提供:あおもりITS推進研究会、運営:青森ITSクラブ)」は、青森県内の鉄道、航空、フェリー、バスなど各公共交通機関の運休や遅れに関する情報、冬期道路の規制状況、天気や防災情報などが確認できます。2013年12月9日から運用を開始し、2015年12月8日までの2年間のアクセス数は約100万ページビューとなっています。

別添:交通シビアリティ指標およびあおもり交通情報について

■本件に関する問い合わせ先

公益社団法人土木学会 事務局 中島 敬介
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目 TEL:03-3355-3502 FAX:03-5379-0125 E-mail:k-nakajima@jsce.or.jp

特定非営利活動法人青森ITSクラブ 常務理事 葛西 章史
〒038-0011 青森市篠田2-3-17 TEL:017-762-7368 FAX:017-762-7369 E-mail:info@a-its.jp

本実証実験は、土木学会が国土交通省国土技術政策総合研究所から受託した「都市・地域交通における防災・減災機能の向上にも資するITS技術に関する研究」の一環として実施いたします。

(c)Japan Society of Civil Engineers