土木学会では,この15年に渡って地域の交通をより賢くするためのITS研究を実施してきました.
その活動は主として道路空間での渋滞解消や交通安全対策などが中心でした.
交通は地域の多様な活動を下支えするものであり,ITSは道路空間だけに限らず,公共交通空間やまち・地域空間でも積極的に課題解決に貢献し,さらには防災・医療・少子高齢化など地域が抱える多様な社会問題の解決にも貢献したいと考えております.
この問題意識に基づき,平成28年11月に土木計画学研究委員会内に「ITSとインフラ・地域・まちづくり研究小委員会」(研究代表者:清水哲夫首都大学東京教授)を設置いたしました.
小委員会ではITSの多様なニーズを把握し,新たな研究の可能性を模索するために,地域で多様な活動を展開されている有識者の方々に,日常の業務で解決が求められる課題について,幅広にご意見を伺いたいと考えております.
ご多用の折,はなはだご迷惑かと存じますが,ご協力をお願い申し上げます.
平成28年12月
土木計画学研究委員会
ITSとインフラ・地域・まちづくり 研究小委員会
委員長 清水 哲夫
※ご回答は、平成29年1月10日(火)までにお願いいたしたく存じます。
実態把握を継続的に行うため、アンケートフォームを継続して設定しております。お気づきの点などある方は引き続きご回答くださいますよう、お願い申し上げます。