平成11年に制定された「土木技術者の倫理規定」については、制定から15年が経過しており、その間、各方面から時代に即した見直しが必要であるとの声があり、およそ3年間にわたり見直しの是非が議論されてきました。また、東日本大震災を踏まえて、巨大災害への備えの重要性、人々と社会の安全を守る土木のあり方が問われることとなりました。このような背景の下、より高いレベルの倫理性を求める内容を目指すとともに、表現の分かり易さ、使い易さに配慮した改定を行うこととなり、この1年間、倫理規定検討特別委員会(委員長:阪田憲次 元会長)を設置して議論がなされ、去る5月9日の第6回理事会において「土木技術者の倫理規定」の改定が承認されましたので、ここにお知らせいたします。