― 降灰シミュレーション、企業BCP、地盤工学、土砂災害の最新知見 ―
近年、国内外で火山活動が活発化し、富士山をはじめとする活火山の動向が
社会的関心を高めています。特に、富士山噴火時に想定される首都圏への広域降灰は、
交通・ライフライン・企業活動・情報インフラに至るまで、現代社会に大きな影響を及ぼすことが
複数の機関から指摘されています。
また、火山灰は単なる「灰」ではなく、
地盤の性質を変え、浸透能を低下させ、土石流や泥流を誘発する要因となることが、
これまでの国内火山災害の実例から明らかになっています。
一方で、降灰の広域影響を事前に予測するシミュレーション技術は近年大きく進展しており、
企業や自治体のBCP(事業継続計画)策定にも不可欠な要素となりつつあります。
本セミナーでは、
「広域降灰」「企業の備え」「地盤工学的変質」「降灰後の土砂災害」
という、火山灰に関連する複数の側面を総合的に取り上げ、
最新の科学的知見と実務的な取り組みを共有します。
富士山噴火は「来ないかもしれない」災害ではなく、
“いつ起きてもおかしくない”とされる、確実に備えるべき現実のリスクです。
そのため、今まさに、火山灰の影響を多角的に理解し、共通認識を持つことが求められています。
皆様の積極的なご参加を心よりお待ちしております。
プログラム(タイトルは修正する場合があります)
| 時間 | 講演タイトル | 講演者(所属) |
|---|---|---|
| 13:00~13:05 | 開会あいさつ | 千葉達朗 委員長 |
| 13:05~13:50 | 基調講演: 富士山噴火と首都圏への被害想定 | 藤井敏嗣(山梨県富士山科学研究所) |
| 1350~14:20 | 最新の降灰シミュレーション技術とその活用 | 萬年一剛(神奈川県温泉地学研究所) |
| 14:20~14:45 | 富士フイルムグループにおける富士山噴火対策とBCPへの対応 | 小林雅樹(富士フイルムビジネスエキスパート(株)) |
| 14:45~15:15 | 降灰による災害とその対策事例 | 千葉達朗(アジア航測(株)) |
| 休憩 | ||
| 15:25~15:55 | 火山灰の液状化による災害 | 渡部要一(北海道大学大学院) |
| 15:55~16:25 | 新燃岳噴火による火山灰の性状と浸透能 | 清水収(宮崎大学農学部) |
| 16:25~16:55 | 土石流氾濫シミュレーションの最新手法 | 竹林洋史(京都大学防災研究所) |
| 16:55~17:00 | 閉会のあいさつ | 稲垣秀輝 副委員長 |
参加費:土木学会会員ならびに後援学会会員 ¥2,000
会員外 ¥3,000
方式:現地参加およびZoom参加(リモート質問はチャット対応)
CPD受講証明
締切:【セミナー後】(3月中に発行できます 3.4単位)
CPD受講証明書は、以下の要件を満たした方に発行されます。
■注意事項