土木構造物に関する新しい技術は,ICT/AIを利用した新設構造物の省力化施工や,既設構造物の効率的な更新・改築手法に着目したものが増えてきていますが,時空間を超えた様々な構造形式に対応するためには,これまで以上に幅広い知識や経験に基づく適応力が必要とされるようになってきています.このような背景から,土木学会複合構造委員会では各種構造物や構造形式,さらに新材料を含めた幅広い知識を身に着けた次世代技術者の育成に寄与するべく,2017年より若手技術者を対象とする講演会方式のセミナーを開催しております.
今回は,複合構造だけでなく鋼構造やコンクリート構造に関して設計から維持管理までの幅広い技術に精通される,宇都宮大学の中島章典教授と北武コンサルタントの渡辺忠朋氏のお二方にご講演いただきます.これまでに取り組まれた研究,教育や実務経験から,次世代技術者に伝承すべきメッセージが込められています.奮ってご参加頂きますよう御案内申し上げます.
主 催:土木学会(複合構造委員会)
後 援(予定):(一社)日本鋼構造協会,鋼橋技術研究会,(一社)日本橋梁建設協会,(公社)日本コンクリート工学会,(公社)プレストレストコンクリート工学会
日 時:2019年12月13日(金) 講演会 14:30~17:55
場 所:土木学会講堂(〒160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内)
定 員:120名程度(申込み先着順)
参加費:無料(ただし,事前アンケートに是非ご協力ください.)
セミナー講演会の申込方法:講演会に参加をご希望される方は,土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp)からお申込み下さい.ご登録いただきましたメールアドレス宛に開催日前までにメールにより参加券をお送りいたしますので,印刷して,当日ご持参ください.
申込後,キャンセルをされる場合は必ず参加申し込み終了前に事務局宛にご連絡ください.ご不明な点がございましたら,下記までお問合せください.
【申込みに際しての事前アンケートのお願い】
参加をご希望される方全員に,事前アンケートとして講演者への質問を募集いたします.テーマは,「鋼構造,コンクリート構造もしくは複合構造に関連するご質問・ご要望」です.頂いたご意見の中から一部を質疑応答の時間に紹介させていただきます.
質問される方は申し込みフォームの通信欄にご記入ください.
(例)「講演者が専門とされる鋼(orコンクリート)や複合構造の□□□について聞きたい」、「◇◇◇の場合は△△△をどう考えれば良いか教えて欲しい」 など
申込締切日(申込先着順):2019年11月29日(金)
問合わせ先:土木学会 研究事業課 複合構造委員会 担当:工藤 修裕 (E-mail:kudo@jsce.or.jp),TEL:(03)3355-3559
本セミナーに関する詳細は,複合構造委員会のホームページ
(http://www.jsce.or.jp/committee/fukugou/index.htm)をご覧下さい.
※本講演会は CPD 認定プログラムです(3.0単位)
セミナーの次第(予定)
(1) 14:30-14:35 開会挨拶
(2) 14:35-15:50 中島 章典 教授 講演 「複合構造ずれ止めの研究と収束計算」
15:50-16:00 休 憩
(3) 16:00-17:15 渡辺 忠朋 氏 講演 「設計と照査,そして複合構造」
17:15-17:20 休 憩
(4) 17:20-17:50 質疑応答
(5) 17:50-17:55 閉会挨拶
意見交換会(講演会とは別途,申込みが必要となります)
セミナー終了後に,講演者を囲んでさらにざっくばらんな技術論を交わすための意見交換会を予定しておりますので,こちらにもお気軽にご参加下さい.
会費制:5,000円程度/人
場 所:弘済会館 椿の間(土木学会より徒歩8分)
時 間:18:30~20:30
※意見交換会への申し込み方法などは,講演会に申し込まれた方に別途メールでご案内いたします.